- はじめに
- 我が家が目指すNISAの投資元本は3,400万円
- 夫婦は2030年、娘は2036年までに投資を終える想定
- 年利3%・4%・7%・10%・15%で夢物語を比較
- 家族3人のNISA合計は45歳・60歳でいくらになる?
- 妻のオルカン1,800万円は老後資金としてどこまで増える?
- 娘のこどもNISA600万円は大学資金1,000万円に届く?
- 私のFANG+1,000万円は夫婦のへそくりとしていくらになる?(笑)
- NISAへの投資が終わってからも複利の力は続く
- 45歳と60歳の老後資金・教育資金・へそくりを比べてみた
- 大学費用で取り崩す場合は、今回の計算どおりにはならない
- 夢物語だからこそ、大きく減る可能性も忘れない
- まとめ|現実は堅実に、夢は大きく(笑)
- 注意点
はじめに
こんにちは、45自由です。
先日、60歳までのライフプランを作ってみました。
住宅ローンや子どもの教育費、将来の生活費などを計算して、我が家のお金がどう動いていくのかを考えたものです。
そのとき、私が決めたことがあります。
「投資信託の運用益は、生活資金の計算に入れない」
FANG+やオルカンが将来どれだけ増えるかは分かりません。
だから、投資で増えることを前提に生活費を計算するのはやめました。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
→ 【45歳サイドFIRE】60歳までのライフプランを作ってみた|生活防衛費300万円と教育費の考え方
ただ、そのライフプランを作っていて、ふと思ったことがあります。
「もしNISAが順調に増えたら、45歳や60歳のときにはいくらになっているんだろう?」
普段は投資の利益を当てにしないようにしています。
でも、たまには夢を見てもいいですよね(笑)。
ということで今回は、我が家が目指しているNISAの投資額を基に、将来の運用益をシミュレーションしてみることにしました。
計算するのは、現在の3人家族です。
妻のオルカン。
娘のこどもNISA。
そして、私のFANG+。
それぞれについて、年利3%、4%、7%、10%、15%などの条件で計算してみます。
もちろん、これらの利回りが実現するという意味ではありません。
あくまで「もしも」の世界を楽しむ、夢物語の記事です(笑)。
今回は家族全員の合計だけでなく、老後資金、大学資金、夫婦のへそくりが、それぞれどのくらいになるのかも紹介します。
我が家が目指すNISAの投資元本は3,400万円
まずは、今回の計算で使う投資元本からです。
現在の我が家は3人家族。
私と妻、そして娘の3人です。
それぞれのNISAについて、現時点では次の金額を目標にしています。
| 対象 | 投資商品 | 目標元本 | お金の役割 |
|---|---|---|---|
| 私 | FANG+ | 1,000万円 | 夫婦の自由資金 |
| 妻 | オルカン | 1,800万円 | 夫婦の老後資金 |
| 娘 | ゼロカン(第一候補) | 600万円 | 教育資金 |
| 合計 | 3,400万円 |
以前は、私もNISAの非課税保有限度額1,800万円をできるだけ早く埋めたいと思っていました。
でも、ライフプランを考えたり、将来の教育費を計算したりするうちに、少し考え方が変わってきました。
妻の老後資金は、できれば1,800万円まで準備したい。
娘の教育資金も、600万円を目標にしたい。
その一方で、私のNISAまで必ず1,800万円にする必要はないのではないか。
今はそう思っています。
そのため、今回は私のNISAを1,000万円として計算します。
もちろん、この金額でも十分大きいですけどね(笑)。
ちなみに、我が家ではNISAへの投資に優先順位があります。
まずは生活費や生活防衛費を確保する。
そのうえで、妻、娘、私の順番にNISAへの投資を考える。
というものです。
→ 【老後資金・教育費・サイドFIRE】どれを優先する?我が家のNISAの順番
今回の3,400万円は、あくまで現時点で目指したい投資元本です。
何があっても必ずこの金額を投資する、という意味ではありません。
家族の生活を守れる範囲で、目指していきたいと思っています。
なお、今回の計算対象は、この3,400万円の投資計画だけです。
別に保有している特定口座の投資信託や国債、預金などは含めていません。
夫婦は2030年、娘は2036年までに投資を終える想定
次に、投資する時期を決めます。
ここはシミュレーションの結果に大きく影響する部分です。
同じ1,000万円でも、最初に一括投資する場合と、何年もかけて投資する場合では、運用期間が変わるからです。
今回は、次のスケジュールを使って計算しました。
| 年 | 私・FANG+ | 妻・オルカン | 娘・ゼロカン |
|---|---|---|---|
| 2026年 | 360万円 | 360万円 | ― |
| 2027年 | 360万円 | 360万円 | 60万円 |
| 2028年 | 100万円 | 360万円 | 60万円 |
| 2029年 | 100万円 | 360万円 | 60万円 |
| 2030年 | 80万円 | 360万円 | 60万円 |
| 2031〜2036年 | ― | ― | 毎年60万円 |
| 元本合計 | 1,000万円 | 1,800万円 | 600万円 |
※私の2028〜2030年の投資額は、今回の計算用に置いた仮定です。実際の金額はその年の家計に合わせて決めます。
妻については、2026年から2030年まで、年間360万円を5年間投資する想定です。
これでNISAの元本は1,800万円になります。
一方、私は2026年と2027年に年間360万円ずつ投資し、その後は投資額を減らして、2030年までに元本1,000万円を目指します。
2027年のFANG+への投資資金については、保有している個人向け国債450万円を中途換金して準備する計画です。
→ 【2027年新NISA】国債450万円を中途換金する理由|年初一括360万円の資金計画
そして娘は、2027年から年間60万円を10年間投資する想定です。
2027年からの未成年者向けNISAは、年間投資枠60万円、非課税保有限度額600万円という制度です。
今回の計算は、この制度を使う前提にしています。
娘の投資先については、今のところゼロカンを第一候補にしています。
ゼロカンは「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」の愛称です。
2026年11月17日に設定予定の商品なので、実際に投資するときには内容を改めて確認するつもりです。
今回のシミュレーションでは、各年の年初に投資し、その年から運用を開始できたものとして計算しました。
また、表示する評価額は各年の年末時点です。
実際の買付時期は少しずれると思いますが、今回は計算条件をそろえるために、この方法を使っています。
年利3%・4%・7%・10%・15%で夢物語を比較
今回は、5つのシナリオを考えてみました。
ただし、FANG+とオルカンでは投資対象が違います。
FANG+は、米国の大型成長企業など少数の銘柄に集中する指数への連動を目指す商品です。
一方、オルカンやゼロカンは、全世界の株式へ幅広く分散することを目指す商品です。
そのため、今回は利回りも分けて計算してみます。
| シナリオ | FANG+の年利 | 全世界株式の年利 |
|---|---|---|
| 慎重 | 3% | 3% |
| 控えめ | 4% | 4% |
| 中間 | 7% | 4% |
| 強気 | 10% | 7% |
| 夢物語(笑) | 15% | 10% |
※全世界株式とは、今回の計算では妻のオルカンと娘のゼロカンを指しています。
これらは、過去のリターンから算出した正式な期待値ではありません。
それぞれの利回りで運用できたらどうなるのか、比較するための仮定です。
また、FANG+の方がオルカンより必ず高い利回りになるという意味でもありません。
FANG+は集中投資なので、オルカンを大きく上回ることもあれば、反対に大きく下回ることもあると思っています。
個人的には、年利15%のような高いリターンが何十年も続いたら、かなり嬉しいですね(笑)。
ただ、そのような上振れを前提に家計を組むつもりはありません。
今回の計算では、運用利回りが毎年一定で、利益がそのまま複利運用されるものとします。
そして、2030年に夫婦の投資が終わったあとも、2036年に娘の投資が終わったあとも、追加投資せずに保有を続けます。
実際には毎年プラスになったりマイナスになったりしますが、今回は分かりやすさを優先した計算です。
家族3人のNISA合計は45歳・60歳でいくらになる?
まずは、家族全員のNISAを合計した結果から紹介します。
投資元本は3,400万円。
このお金を、先ほどのスケジュールで投資した場合です。
家族3人のNISA評価額(単位:万円)
| シナリオ | 利回り FANG+/全世界株式 | 45歳・2039年末 | 60歳・2054年末 |
|---|---|---|---|
| 慎重 | 3%/3% | 4,804 | 7,485 |
| 控えめ | 4%/4% | 5,384 | 9,697 |
| 中間 | 7%/4% | 6,118 | 13,307 |
| 強気 | 10%/7% | 8,576 | 28,506 |
| 夢物語(笑) | 15%/10% | 13,187 | 79,185 |
※家族3人の評価額合計。各年初に投資し、一定利回りで複利運用した場合の概算です。万円未満を四捨五入しています。
いや、すごいですね(笑)。
慎重な仮定の年利3%でも、45歳時点では約4,804万円。
元本3,400万円に対して、含み益は約1,404万円になります。
中間の仮定では、45歳で約6,118万円。
含み益は約2,718万円です。
そして、60歳まで売却せず運用を続けた場合は、約1億3,307万円。
元本3,400万円に対して、約9,907万円の含み益です。
さらに、夢物語では60歳時点で約7億9,185万円。
もう、どんな生活をしているのか想像もつきません(笑)。
ただし、これは妻・娘・私の3人の資産を合計した数字です。
家族全員の評価額が1億円を超えたからといって、夫婦が1億円を自由に使えるわけではありません。
娘の資産は娘のものですし、大学費用として途中で使う可能性もあります。
なので、ここからは一人ずつの運用結果を見ていきたいと思います。
妻のオルカン1,800万円は老後資金としてどこまで増える?
まずは妻のNISAです。
我が家では、妻のNISAを夫婦の老後資金として考えています。
投資先はオルカン。
2026年から2030年まで、毎年360万円を投資し、元本1,800万円にする想定です。
では、2030年に満額になったあとも運用を続けると、どうなるのでしょうか。
妻のNISA評価額(単位:万円)
| オルカンの年利 | 45歳・2039年末 | 60歳・2054年末 |
|---|---|---|
| 3% | 2,569 | 4,002 |
| 4% | 2,886 | 5,198 |
| 7% | 4,073 | 11,236 |
| 10% | 5,701 | 23,813 |
※元本1,800万円。45歳・60歳は私の年齢を基準にしています。
例えば、年利4%の場合。
45歳時点では約2,886万円。
元本1,800万円に対して、含み益は約1,086万円になります。
さらに60歳まで運用した場合は、約5,198万円。
含み益は約3,398万円です。
元本を追加しなくても、運用する期間が長ければ、これだけ違いが出る計算になります。
ちなみに、一番慎重な年利3%の仮定でも、60歳時点では約4,002万円。
老後2,000万円問題は、これにて一件落着! 一安心です(笑)。
……と言いたいところですが、もちろんそんなに簡単な話ではありません。
今回の数字は、毎年一定の利回りで運用できた場合の試算です。
実際には元本割れの可能性もありますし、老後に必要なお金も家庭によって違います。
それに、将来の物価が今と同じとは限りません。
それでも、こうして計算してみると、老後資金の準備に少し希望を持てますね。
私が特に嬉しいのは、このお金を夫婦の老後資金として考えられることです。
老後にどこで生活するのか。
どんな暮らしをしたいのか。
必要になったとき、どんなサービスを利用するのか。
お金ですべて解決できるわけではありませんが、資金があることで選択肢が増える場面はあると思っています。
そして何より、できるだけ子どもに経済的な負担をかけずに生活したい。
そのためにも、妻のNISAは大切な資産です。
ちなみに、夫婦でFANG+とオルカンを選んだ理由については、以前の記事で紹介しています。
→ 【新NISA】夫婦で年間720万円を年初一括|私がFANG+、妻がオルカンを選んだ理由
娘のこどもNISA600万円は大学資金1,000万円に届く?
次は娘のNISAです。
個人的には、ここが一番気になっていました。
我が家では、娘の大学費用として約1,000万円を一つの目標にしています。
想定しているのは、私立理系大学への進学と一人暮らしです。
もちろん、必ずその進路を選んでほしいという意味ではありません。
お金を理由に進路の選択肢を狭めたくない、という考えからです。
今回のシミュレーションでは、2027年から2036年まで年間60万円を投資。
元本600万円で計算しました。
投資先の第一候補はゼロカンです。
娘の証券口座を準備した経緯はこちらの記事で紹介しています。
→ 【こどもNISA準備】娘のSBI証券口座を開設・ゼロカンを第一候補に
それでは、運用結果を見てみます。
今回は、投資完了後の時間が分かりやすいように、3年後・5年後・7年後・10年後で比較します。
娘のNISA評価額・投資完了から5年後まで(単位:万円)
| ゼロカンの年利 | 投資完了・2036年末 | 3年後 | 5年後 |
|---|---|---|---|
| 3% | 708 | 774 | 821 |
| 4% | 749 | 843 | 911 |
| 7% | 887 | 1,087 | 1,244 |
| 10% | 1,052 | 1,400 | 1,694 |
娘のNISA評価額・投資完了から7年後以降(単位:万円)
| ゼロカンの年利 | 7年後 | 10年後 | 私が60歳の2054年末 |
|---|---|---|---|
| 3% | 871 | 952 | 1,206 |
| 4% | 986 | 1,109 | 1,518 |
| 7% | 1,424 | 1,745 | 2,998 |
| 10% | 2,050 | 2,728 | 5,848 |
※3年後は2039年末、5年後は2041年末、7年後は2043年末、10年後は2046年末です。いずれも大学費用などで取り崩さず、運用を続けた場合の数字です。
例えば、年利4%だった場合。
600万円を投資し終わった2036年末には、約749万円。
含み益は約149万円です。
その後、追加投資せず3年間運用すると約843万円。
5年後には約911万円。
7年後には約986万円。
そして10年後には約1,109万円になります。
元本600万円に対して、含み益は約509万円です。
これを見ると、大学資金1,000万円という目標も、計算上は十分に目指せる金額だと感じます。
ただし、ここで注意したいことがあります。
大学進学のタイミングで1,000万円になっているとは限らないということです。
今回の表は、あくまで2036年に投資を終えたあと、何年間運用したかで比較したものです。
実際に大学費用が必要になる時期と、運用成績によって結果は変わります。
また、大学進学が近づいたときに大きな株価下落が起きる可能性もあります。
そのため、大学費用として使うことが決まっているお金は、必要な時期が近づいたら現金へ移すことも考えたいと思っています。
大学費用の具体的な想定はこちらの記事で紹介しています。
→ 【教育費1,000万円で足りる?】公立小→私立中高→私立理系大学+一人暮らしで考えてみた
そして、もう一つ夢があります。
もし私たち夫婦の資産形成が想像以上に順調だったらどうでしょう。
その場合は、親の資産や預金で大学費用を負担し、娘のNISAをそのまま残してあげることも考えています。
そのお金を使って、留学する。
大学院へ進む。
何か新しいことに挑戦する。
あるいは、将来本人が自分の生活を始めるときの資金にする。
そんな選択肢があったら嬉しいですね。
もちろん、まとまったお金を残すことが必ずしも本人のためになるとは限りません。
自分で考えてお金を使う力も身につけてほしいと思っています。
だから、今から使い道を全部決めるつもりはありません。
お金だけでなく、お金をどう使うか考える力も一緒に残したい。
今のところ、そんな気持ちです。
私のFANG+1,000万円は夫婦のへそくりとしていくらになる?(笑)
さて、最後は私のNISAです。
正直、一番夢を見たいのはここかもしれません(笑)。
私の投資先はFANG+。
妻のオルカンや娘のゼロカンと比べると、集中投資の色が強い商品です。
そのため、今回のシミュレーションでは、かなり強気な年利も設定してみました。
投資元本は1,000万円。
2030年までに投資を終え、その後は追加投資せずに運用する想定です。
では、いくらになるのでしょうか。
私のNISA評価額(単位:万円)
| FANG+の年利 | 45歳・2039年末 | 60歳・2054年末 |
|---|---|---|
| 3% | 1,462 | 2,277 |
| 4% | 1,655 | 2,981 |
| 7% | 2,389 | 6,591 |
| 10% | 3,417 | 14,272 |
| 15% | 6,086 | 49,524 |
※元本1,000万円。途中売却・引き出しなしで計算しています。
……最後の金額、すごすぎませんか?(笑)
元本1,000万円が約4億9,524万円。
含み益だけで約4億8,524万円です。
もちろん、これは年利15%が長期間続いたという、かなり極端な仮定です。
ここまで順調に増えることを期待して生活しているわけではありません。
でも、夢物語として計算する分には楽しいですね(笑)。
もう少し控えめに、年利7%だった場合はどうでしょう。
45歳時点で約2,389万円。
含み益は約1,389万円です。
そして60歳時点では約6,591万円。
含み益は約5,591万円になります。
これでも十分大きな金額だと思います。
私のNISAは、夫婦の自由資金として考えています。
大きく言えば、夫婦のへそくりみたいなものです(笑)。
今のところ一番大きな目標は、45歳で働き方を選べるようになること。
でも、必ずサイドFIREだけに使うとは決めていません。
妻と旅行に行く。
本当に欲しいと思ったものを買う。
新しい趣味を始める。
家族のために使う。
そうした選択肢が増えれば、それだけでも資産形成を続ける意味があると思っています。
ただし、FANG+は大きく値下がりする可能性もある商品です。
私は以前、約40万円の含み損を経験しました。
→ 【実体験】FANG+に約450万円投資した理由|含み損40万円で決めた長期投資のマイルール
今でも、FANG+が長期間低迷する可能性はあると思っています。
だからこそ、運用が順調だった場合の数字を楽しみながらも、生活の計画には入れないようにしています。
NISAへの投資が終わってからも複利の力は続く
今回計算していて、改めて面白いと思ったことがあります。
それは、NISAへの入金が終わっても、運用そのものが終わるわけではないということです。
妻と私が2030年までに目標額を投資し終えたとします。
そこから45歳になる2039年末までは9年間。
60歳になる2054年末までは24年間あります。
娘についても、2036年末に投資を終えたあと、2039年末までは3年間、2054年末までは18年間あります。
その間は追加投資しなくても、運用を続けられるわけです。
もちろん、値上がりし続けるとは限りません。
ただ、複利で増える仮定を置くと、投資が完了してからも金額に大きな変化が出ます。
例えば、FANG+が年利7%、オルカンとゼロカンが年利4%という中間シナリオ。
家族3人の合計は次のようになります。
中間シナリオの資産推移(単位:万円)
| 時点 | 家族3人の評価額 |
|---|---|
| 2030年末・夫婦の投資完了 | 3,592 |
| 2036年末・娘の投資完了 | 5,265 |
| 2039年末・私が45歳 | 6,118 |
| 2054年末・私が60歳 | 13,307 |
2030年から2036年までは、娘のNISAへの追加投資も含まれています。
そのため、2030年から2036年までの増加がすべて運用益というわけではありません。
でも、2036年末以降は追加投資をしない設定です。
それでも、2039年末には約6,118万円。
2054年末には約1億3,307万円になる計算です。
投資する期間だけでなく、投資したお金を持ち続ける期間も大切。
今回の計算で、改めてそう感じました。
45歳と60歳の老後資金・教育資金・へそくりを比べてみた
ここまで家族合計と、一人ひとりの資産を見てきました。
では、中間シナリオだけを使って、45歳と60歳の資産を並べるとどうなるのでしょうか。
FANG+年利7%、オルカンとゼロカン年利4%の仮定です。
今回は、単なる評価額だけでなく、元本を差し引いた含み益も並べてみます。
45歳・2039年末の評価額と含み益(単位:万円)
| 誰の資産? | 投資元本 | 評価額 | 含み益 |
|---|---|---|---|
| 私・へそくり | 1,000 | 2,389 | +1,389 |
| 妻・老後資金 | 1,800 | 2,886 | +1,086 |
| 娘・教育資金 | 600 | 843 | +243 |
| 家族合計 | 3,400 | 6,118 | +2,718 |
60歳・2054年末の評価額と含み益(単位:万円)
| 誰の資産? | 投資元本 | 評価額 | 含み益 |
|---|---|---|---|
| 私・へそくり | 1,000 | 6,591 | +5,591 |
| 妻・老後資金 | 1,800 | 5,198 | +3,398 |
| 娘・教育資金 | 600 | 1,518 | +918 |
| 家族合計 | 3,400 | 13,307 | +9,907 |
※万円未満四捨五入。途中売却せず運用した場合の概算です。
こうして一人ずつ分けると、金額の意味が変わって見えますね。
妻の約5,198万円は、夫婦の老後資金。
娘の約1,518万円は、娘自身の将来の資産。
そして私の約6,591万円は、夫婦の自由資金です。
同じNISAでも、目的が違えば、使い道も違います。
私の場合は、45歳時点での金額が特に気になります。
そこで仕事を減らすのか。
それとも、そのまま働くのか。
実際には、そのときの生活費や預金、国債、住宅ローン、教育費なども含めて判断することになります。
今回の数字だけでサイドFIREできるかどうかは決められません。
でも、こういう可能性があると思うと、長期投資を続ける楽しみが増えますね(笑)。
大学費用で取り崩す場合は、今回の計算どおりにはならない
ここで、一つ大切なことを書いておきたいと思います。
今回のシミュレーションでは、私が60歳になるまで誰もNISAを売却しない設定にしています。
でも、実際にはそうならない可能性があります。
特に娘のNISAは、大学費用として使うことを基本に考えています。
大学進学のタイミングでまとまったお金が必要になれば、その時点で売却するかもしれません。
また、私のFANG+も、45歳で仕事を減らすために使う可能性があります。
その場合、60歳時点の評価額は今回の計算とは変わります。
つまり、今回の60歳時点の金額は、実際の家計予測ではありません。
あくまで、追加投資も売却もせず、ずっと運用し続けた場合の参考値です。
そして、娘のNISAは娘本人の資産です。
親の都合で自由に使えるお金として計算するつもりはありません。
未成年者向けNISAでは、原則として18歳になるまで払出しが制限されるため、実際の教育費との兼ね合いも考える必要があります。
将来は、そのときの制度や本人の意思を踏まえて考えたいと思っています。
だから、家族全員の評価額を合計することはできても、それをそのまま私たち夫婦の資産として考えるのは違うと思っています。
この区別は、今後も大切にしたいです。
夢物語だからこそ、大きく減る可能性も忘れない
ここまで、資産が増えるケースを中心に計算してみました。
でも、投資は必ず増えるものではありません。
年利3%や4%という比較的控えめに見える数字でも、その利回りが毎年保証されているわけではありません。
例えば、FANG+もオルカンもゼロカンも、毎年2%ずつ値下がりしたと仮定するとどうでしょう。
同じ入金スケジュールで計算した場合、45歳時点の家族3人の評価額は約2,691万円です。
元本3,400万円に対して、約709万円の含み損になります。
60歳まで同じマイナス2%が続いた場合は、約1,988万円です。
もちろん、これも極端な仮定です。
実際の株価は毎年一定に下がるわけではありません。
ただ、運用期間が長ければ必ず利益が出る、という保証もないわけです。
そして、FANG+のような集中投資では、全世界株式を大きく下回ることもあると思っています。
だからこそ、私は生活防衛費300万円を国債として最低限維持する方針です。
もし生活防衛費が300万円を下回ったら、NISAへの追加投資よりも補充を優先します。
そして、60歳までのライフプランでも、今回計算したような運用益は生活資金に入れていません。
資産が想像以上に増えてくれたら嬉しい。でも、増えなくても生活できるようにしておきたい。
その考え方は、今後も変えないつもりです。
まとめ|現実は堅実に、夢は大きく(笑)
今回は、現在の3人家族で目指しているNISA元本3,400万円について、将来の運用益をシミュレーションしてみました。
今回の前提は、
- 私のFANG+は元本1,000万円。
- 妻のオルカンは元本1,800万円。
- 娘のゼロカンは元本600万円。
- 夫婦は2030年まで、娘は2036年までに投資を終える想定。
- その後も45歳、60歳まで売却せず運用する。
というものです。
年利を変えて計算してみると、結果には大きな差が出ました。
慎重な仮定では、45歳時点で約4,804万円。
中間の仮定では約6,118万円。
夢物語では、なんと約1億3,187万円です。
さらに60歳まで運用すると、夢物語の金額は約7億9,185万円。
いや、本当に夢物語ですね(笑)。
ただ、今回計算してよかったのは、単純に大きな金額を見られたことだけではありません。
家族一人ひとりのお金が、将来どんな役割を果たしてくれるのかを改めて考えられたことです。
妻のNISAは、夫婦の老後を支えるお金。
娘のNISAは、将来の選択肢を広げるお金。
そして私のNISAは、夫婦が自由に使える時間や経験を増やすためのお金。
お金を増やすこと自体が目的ではありません。
そのお金で何をしたいのか。
どんな生活を送りたいのか。
そこを忘れないようにしたいと思っています。
私は45歳でのサイドFIREを目指しています。
でも、そのために今の家族との時間を全部犠牲にしたくはありません。
今しかできない経験には、今お金を使いたいです。
以前の記事でも、節約しながら好きなことにはお金を使いたいという考えを書きました。
→ 【浪費は悪い?】節約しても好きなことにお金を使いたい理由
今回のように、将来の資産額をいろいろ想像するのは楽しいです。
ただ、その数字に振り回されて、今の生活を我慢ばかりにするつもりはありません。
NISAに投資できるのは、家族の生活を守るお金があるからです。
生活防衛費を確保する。
教育費や住宅ローンにも備える。
そのうえで、長期間使う予定のないお金を投資する。
そして、もし想像以上に増えていたら……。
そのときは夫婦で思いっきり楽しみたいですね(笑)。
現実は堅実に、夢は大きく(笑)。
これからも、そんな気持ちで資産形成を続けていきたいと思っています。
普通の会社員が45歳で自由になれるのか。
今はまだ分かりません。
でも、こうして夢を見ながら資産形成を続けるのも、なかなか楽しいものですね。
注意点
この記事は、2026年10月時点で考えている我が家の投資計画を基にした仮想シミュレーションです。
年利3%・4%・7%・10%・15%などの数値は比較のために設定した仮定であり、FANG+、オルカン、ゼロカンの将来の期待リターンや運用成果を保証するものではありません。
実際の投資信託の価格は日々変動し、大幅に値下がりして元本割れする可能性があります。
計算は各年の年初に投資し、一定の年利で複利運用されるものとしています。実際の買付日や入金額、商品の費用などによって結果は変わります。
また、妻と娘のNISAも含めて家族合計を計算していますが、各口座の資産の所有者はそれぞれ異なります。
娘の資産については、大学費用などでの取り崩し、本人の意思、制度上の払出し条件を踏まえて判断する必要があります。
今回の60歳時点の数字は、途中売却・引き出しを一切行わない仮定です。将来の大学費用や生活費として資産を使えば、その分だけ評価額は変わります。
2027年からの未成年者向けNISAや投資対象商品の詳細についても、実際の購入時点で金融庁や金融機関の最新情報を確認する予定です。
なお、娘のゼロカンは2026年10月時点で投資先の第一候補として検討している商品であり、実際の購入を確約するものではありません。
我が家では、将来の運用益を生活費の計算に入れず、生活防衛費と必要な預金を確保したうえで、無理のない資産形成を続ける方針です。

