はじめに
こんにちは、45自由です。
我が家では、
子ども1人につき教育資金1,000万円
を一つの目標にしています。
1,000万円。
かなり大きな金額です。
以前は、
「1,000万円用意できれば、教育費はかなり安心なんじゃない?」
と思っていました。
でも、我が家が今のところ想定しているのは、
小学校は公立。
中学校・高校は私立も選択肢。
大学は私立理系。
本人が望めば一人暮らし。
というケースです。
改めて調べてみると、
「1,000万円あれば全部余裕!」
とは、とても言えそうにありません(笑)。
今回は公的なデータと、自分自身の経験をもとに、
子どもの教育費をどこまで準備しておきたいのか
考えてみます。
我が家が想定している進路
現時点で家計の目安として考えているのは、
- 小学校:公立
- 中学校:私立
- 高校:私立
- 大学:私立理系
- 本人が希望すれば一人暮らし
です。
ただし、
この進路に子どもを進ませたい
という意味ではありません。
大学に行くのか。
専門学校なのか。
高校卒業後に働くのか。
最終的には本人が決めればいいと思っています。
親としてやりたいのは、
子どもが何かを選んだときに、「お金がないから無理」と選択肢を狭めないための準備
です。
なぜ小学校は公立、中学以降は私立も想定しているのか
これも、
「私立の方が公立より良い」
と思っているからではありません。
小学生くらいまでは、
地元で友達を作ったり、
地域とのつながりを持ったりする経験も大切だと思っています。
一方で、
子どもにはどこかのタイミングで、
今いる場所とは違う世界にも触れてほしい
という気持ちがあります。
同じ地域、同じ人間関係だけではなく、
違う環境に入れば、
今まで会ったことのない人や、
違う考え方、
違う価値観に出会える。
そういう経験も大切だと思っています。
だから、
小学校は地元の公立。
中学校以降は本人が興味を持つ学校があれば、
私立も含めて選択肢を広げておきたい。
もちろん、
子どもが、
「地元の中学校に行きたい」
と言えば、それも立派な選択です。
親が決めたいのは進路ではなく、
広い世界から本人が選べる状態を作っておくこと
です。
公立小+私立中高だけで約1,042万円
文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」の訂正版では、1年間の学習費総額は、
公立小学校:約36.7万円
私立中学校:約156万円
私立高校:約117.9万円
となっています。なお、この数字には学校教育費だけでなく、給食費や学校外活動費なども含まれています。
単純に在学年数を掛けると、
| 進路 | 期間 | おおよその総額 |
|---|---|---|
| 公立小学校 | 6年 | 約220万円 |
| 私立中学校 | 3年 | 約468万円 |
| 私立高校 | 3年 | 約354万円 |
| 合計 | 12年 | 約1,042万円 |
大学へ行く前に1,000万円を超えました(笑)。
ただし、
この1,042万円を今から丸ごと貯金しておく必要があるとは考えていません。
小学校から高校まで長い期間をかけて支払うので、
できる部分は毎年の家計から負担するつもりです。
大学+一人暮らしがかなり大きい
そして特に大きなお金が必要になるのが大学です。
JASSOの令和6年度「学生生活調査」では、
私立大学に通いながらアパート等で生活する学生の年間学生生活費は約268.9万円。
ここには学費と生活費の両方が含まれています。
4年間なら単純計算で、
約1,076万円。
しかもこれは、
私立大学全体の平均です。
我が家では私立理系も想定しています。
文部科学省の令和7年度調査では、私立大学の理・工系は初年度の授業料・入学料・施設設備費だけでも平均約155万円で、実験実習料なども含めた総計では約166万円となっています。
つまり、
私立理系+一人暮らしなら、大学4年間で1,000万円を超えることも十分あり得る
と考えておいた方がよさそうです。
我が家の想定では教育費は2,000万円超もあり得る
かなり単純化すると、
公立小+私立中高:約1,042万円
私立大学+一人暮らし:約1,076万円
で、
合計約2,118万円。
もちろん、
これは未来の学費を正確に予測した数字ではありません。
進路によって大きく変わりますし、
将来の物価も分かりません。
ただ、
「教育資金1,000万円=子どもにかかる教育費全部」ではない
ことは分かりました。
我が家では1,000万円を、
特に負担が大きくなる大学進学時に使える土台
くらいに考えるのがよさそうです。
私自身も私立の4年制大学に通わせてもらった
私自身は、
医療系の4年制私立大学
に通わせてもらいました。
大学へ行く目的は比較的はっきりしていて、
国家資格を取ること
でした。
「みんなが大学に行くから、とりあえず大学へ」
という感覚ではなく、
資格を取ってその仕事に就くために大学へ行く。
そういう進学でした。
今働いていて感じるのは、
何か一つ免許や資格を持っていることは強い
ということです。
もちろん、
資格さえ取れば人生安泰、
という意味ではありません。
それでも私自身は、
転職を考えやすかったり、
フルタイムだけでなく、
時短やパートなど働き方を変えやすかったり、
選択肢を持つうえで資格に助けられている
と感じています。
だからといって、
子どもに、
「絶対に資格を取れ」
と言うつもりはありません。
でも、
本人が何か目標を見つけたなら、
その目標に必要な教育にはできるだけお金を出してあげたい
と思っています。
私は一人暮らしをしたいと言えなかった
大学時代の私は、
実家から片道約1時間を車で通学していました。
正直、
一人暮らしに興味がなかったわけではありません。
でも、
それまでにも野球などで散々お金をかけてもらい、
さらに私立大学にも通わせてもらっていました。
だから、
「一人暮らしもしたい」
とは言えませんでした。
家賃や生活費まで親に負担してもらうのは、
申し訳ないと思っていたんですよね。
社会人になって一人暮らしをして、親のありがたみを知った(笑)
その後、
社会人になってから一人暮らしを始めました。
そこで初めて、
自分の生活力と家事スキルのなさ
を思い知りました(笑)。
ご飯を作る。
洗濯する。
掃除する。
日用品がなくなれば自分で買う。
お金を管理する。
今まで当たり前だと思っていた生活が、
親がいろいろやってくれていたから成り立っていたんだと、
改めて感じました。
だから今は、
一人暮らしはお金がかかるけれど、それ自体が一つの勉強になる
と思っています。
子どもが大学などをきっかけに、
「一人暮らしをしてみたい」
と言ったなら、
家計的に可能な限り経験させてあげたいです。
習い事は「お金がかかるからダメ」と絶対に言いたくない
教育費を考えるとき、
私が一番大切にしたいのはここです。
子どもが、
「これやってみたい!」
と言ったとき、
「お金がかかるからダメ」
とは言いたくありません。
長く続いてもいい。
すぐ辞めてもいい。
やってみた結果、
「思っていたのと違った」
でもいいと思っています。
大切なのは、
自分で興味を持って、挑戦したいと思って、一歩踏み出したこと。
その経験は、
続かなかったからといって無駄にはならないと思います。
自分は両親にものすごく応援してもらった
こう思うのは、
私自身が両親にかなり応援してもらったからです。
学生時代は野球に熱中していて、
道具代。
遠征費。
さらに体づくりのために、
1日6食のご飯(笑)。
プロテイン。
ほかにも挙げ始めればキリがありません。
お金だけではなく、
時間もかなり使ってもらいました。
自分が親になって、
あれだけ子どものやりたいことを支えるのが、
どれだけ大変なことだったのか少し分かるようになりました。
だから今度は、
自分が子どもを応援する番
だと思っています。
奨学金そのものが悪いとは思わない
教育費を考えると、
奨学金という選択肢もあります。
私自身も奨学金を借りていました。
そして、
金利を払いながら長く返し続けるのが嫌で、
それまでの貯金も使いながら、
社会人になって約2年で返しました。
借金がなくなった安心感は大きかったです。
ただ一方で、
大学卒業時には、
お金を使うことより貯金を優先して、
卒業旅行に行きませんでした。
これは今でも少し後悔しています。
だから私は、
奨学金を絶対に使わせない、
とは考えていません。
でも親として準備できるなら、
社会人になった瞬間から大きな返済を抱えなくてもいい状態
にはしてあげたいです。
そして、
将来のお金を優先しすぎて、
その時にしかできない経験まで全部諦めることもしてほしくありません。
教育資金1,000万円の目標は変えない
では、
2,000万円以上かかる可能性があるなら、
教育資金1,000万円では意味がないのか。
私はそうは思っていません。
今のところ、
子ども1人につき1,000万円を準備する目標は継続するつもりです。
小学校から高校までの費用は、
できるだけその時々の家計から支払う。
そして、
大学進学など大きなお金が必要な時期に、
1,000万円程度の資産を用意しておく。
この形が現実的かなと思っています。
もし、
子どもがやりたいことを見つけて、
想定以上にお金が必要になれば、
その分、私がもう少し働けばいい(笑)。
サイドFIREのために、
子どもの選択肢を削るつもりはありません。
→ 「サイドFIREはいくら必要?妻が働き、夫は扶養内を目指す我が家で必要資産を計算」
※第1
まとめ|用意したいのは「大学費用」より子どもの選択肢
今回、
我が家が想定している、
公立小→私立中高→私立大学+一人暮らし
を現在のデータで単純計算すると、
2,000万円を超える規模
になりました。
私立理系なら、
さらに高くなる可能性もあります。
だからといって、
今から2,000万円を現金で貯め込むつもりはありません。
教育資金1,000万円を一つの土台として準備する。
小学校から高校までは、
できるだけその時々の収入で支払う。
そして、
子どもが何かに興味を持ったら応援する。
広い世界を見たいなら応援する。
一人暮らしをしたいなら、
できるだけ経験させてあげる。
資格を取りたいなら応援する。
別の道を選んでもいい。
私が子どもに用意したいのは、
特定の進路ではありません。
自分で進みたい道を選べるだけの選択肢。
私自身が両親に、
たくさんのお金と時間を使ってもらいました。
だから今度は、
子どもが、
「これをやってみたい」
と一歩踏み出したときに、
できるだけ背中を押せる親でありたい。
そのための教育資金1,000万円です。
※この記事の金額は、文部科学省や日本学生支援機構の統計をもとにした目安です。実際の教育費は学校・地域・進路・学部・住居形態・習い事などによって大きく異なります。また、子どもが進学する頃には学費や物価、支援制度等が変わっている可能性があります。

