はじめに
こんにちは、45自由です。
2027年から始まる「こどもNISA」。
我が家でも以前から、
年間60万円を一つの目安に、娘の将来のお金を準備していきたい
と考えていました。
これまでは、
「2027年になったら始めよう」
という計画の段階でした。
でも2026年10月。
ようやく、娘名義の
SBI証券
SBI新生銀行
の口座開設が完了しました。
まだ実際にこどもNISAで投資を始めたわけではありません。
それでも、
娘専用のメールアドレスを作ったり、
本人確認をしたり、
証券口座の初期設定をしたり。
一つずつ手続きを終えると、
「いよいよ娘の資産形成も始まるんだな」
と少し実感が湧いてきました。
そして、口座を作ったことで改めて考えたことがあります。
年間60万円をどこから出すのか。
いつ投資するのか。
何を買うのか。
児童手当や祝い金をどうするのか。
今回は制度そのものを一から説明するのではなく、
実際に口座開設まで進んだ我が家が、2027年からどうこどもNISAを使っていく予定なのか
を、現在の準備状況と一緒にまとめます。
娘のSBI証券・SBI新生銀行の口座開設が完了
2026年10月。
娘名義のSBI証券とSBI新生銀行の口座開設手続きを進め、無事に完了しました。
大人の自分の口座を作るときとは少し違って、
親権者として手続きを進める。
娘専用のメールアドレスを用意する。
証券口座の初期設定をする。
など、細かいやることはそれなりにありました。
途中で、
「これはどっちを選べばいいんだ?」
と迷うところもありました(笑)。
それでも、一つずつ進めていけば特別難しいものではありませんでした。
SBI証券では、2026年10月1日から「こどもNISA」の口座開設事前受付も始まっています。
我が家も、2027年になってから慌てて準備するのではなく、
今できることは今のうちに終わらせておく
という考えで進めています。
→ SBI証券「こどもNISA口座開設の事前受付を2026年10月1日より開始」
2027年からのこどもNISAは年60万円・総枠600万円
2027年1月から、NISAのつみたて投資枠は0〜17歳にも広がります。
0〜17歳の間は、
年間投資枠60万円
非課税保有限度額600万円
です。
我が家では以前から、
年60万円×10年間=元本600万円
を一つの目安として考えています。
制度そのものや、
600万円を将来どのくらいまで育てられる可能性があるのかについては、
以前の記事でかなり詳しく書きました。
→ 【子どもNISA】年60万円を10年積み立てたらいくら?教育費1,000万円を目指す我が家の優先順位
今回は同じシミュレーションを繰り返すのではなく、
実際に年間60万円をどう準備して、どう投資していくつもりなのか
を中心に書いていきます。
口座は制度開始前に作っておいてよかった
今回実際に手続きをしてみて、
「2027年になる前にやっておいてよかった」
と思いました。
口座開設自体は、一つひとつ進めればそこまで大変ではありません。
ただ、
本人確認。
親権者の確認。
メールアドレスの準備。
パスワードの設定。
証券口座の初期設定。
銀行口座の設定。
一つひとつは小さくても、
それなりにやることがあります。
これを2027年になって、
「よし、今日から投資しよう!」
と思った日に全部始めていたら、
たぶん途中で面倒になっています(笑)。
今のうちに土台を作っておけば、
制度が始まったときに考えることは、
「どこで口座を作るか」ではなく「いつ、何を買うか」
になります。
やると決めているなら、
先にできるところまで準備しておく。
今回も、このやり方でよかったと思っています。
初年度60万円に向けて、現在50万円を確保
現在、我が家では、
こどもNISA用として50万円を確保しています。
以前の資産公開でも、
子どものNISA用として分けていたお金です。
2027年の年間投資枠60万円に対して、
あと10万円。
残りについては、
娘の児童手当や家計全体の余剰資金から準備する予定です。
なので、
初年度分についてはかなり準備が進んできました。
ただし、
ここで一つ大事なのが、
50万円以外の現金まで、すべてこどもNISA用として確保しているわけではない
ということです。
我が家には、この50万円とは別に余剰資金があります。
そのお金は、
夫婦のNISA。
こどもNISA。
今後必要になる大きな支出。
など、家計全体を見ながら使い道を決めていきます。
→ 【2026年9月末資産公開】30代共働き3人家族の総資産は約2,734万円|45歳サイドFIREへの現在地
残りは家計全体の余剰資金から。NISAには優先順位がある
我が家では、
余剰資金を最初から、
「これは夫のNISA」
「これは妻のNISA」
「これは娘のNISA」
と完全に色分けしているわけではありません。
その年の家計状況や、
手元に残しておきたい現金を確認しながら、
我が家なりの優先順位に沿って振り分けます。
もし全部のNISAを満額にできない年があれば、
現在考えている優先順位は、
妻のNISA。
子どものNISA。
私のNISA。
です。
妻のNISAは、
夫婦の老後資金。
子どものNISAは、
教育資金。
そして私のNISAは、
夫婦の自由資金。
大きく言えば、
夫婦のへそくりみたいなものです(笑)。
私のNISAは今のところ、
45歳以降の自由な時間を増やすためのサイドFIREに使いたい気持ちが一番強いです。
でも、
「絶対にサイドFIREにしか使わないお金」
ではありません。
そのとき夫婦で本当にやりたいことがあれば、
そちらに使ってもいい。
その自由度も含めて、
私のNISAは「夫婦の自由資金」という表現が一番しっくりきています。
だからこそ、
老後資金や子どもの教育資金より優先順位を下げることができます。
この3つのNISAをどう考えているのかは、
以前の記事で詳しく書きました。
→ 【老後資金・教育費・サイドFIRE】どれを優先する?我が家のNISAの順番
娘分の児童手当は、少なくともこどもNISAへ
年間60万円を、
毎年すべて給与から新しく用意する、
と考えているわけでもありません。
その一つが、
児童手当です。
我が家では、
少なくとも娘分として受け取る児童手当については、
こどもNISAへ回していこうと思っています。
児童手当は、子どもの年齢や第何子かによって支給額が異なります。現在は高校生年代までが支給対象です。
もちろん、
「児童手当は投資するべき」
という意味ではありません。
食費。
服。
保育や教育。
習い事。
子どものために今使うのも、
当然一つの使い方だと思います。
我が家の場合は、
現状、
児童手当を日々の生活費に使わなければ家計が回らない状態ではありません。
それなら、
すぐに使わない分については、
未来の娘のためのお金として育てておきたい。
そう考えています。
児童手当だけで年間60万円すべてを準備するわけではありません。
すでに確保している50万円。
今後の児童手当。
必要に応じて家計の余剰資金。
これらを組み合わせながら、
年間60万円を一つの目安にしていきます。
年60万円は「年初一括に近い形」で入れる予定
投資するタイミングについても、
今のところ方針があります。
できれば、
年間60万円分を年初一括に近い形で、年の早い時期に投資する
予定です。
私自身のNISAでも、
資金を用意できる年は年初一括を基本にしています。
理由の一つは、
長期投資するお金なら、
準備できている資金をなるべく早く市場に置き、
運用できる時間を長く取りたいからです。
ただ、
それだけではありません。
私の場合、
投資のタイミングを何度も考えると、
そのたびに証券口座を見てしまいます(笑)。
だったら、
年の早い時期に投資する。
そして、
なるべく見ない。
この方が自分の性格にも合っています。
もちろん、
年初一括が必ず積立より有利だと思っているわけではありません。
実際に私は、
年初一括したあとに大きな含み損も経験しました。
それでも続けようと思っている理由については、
以前の記事に詳しく書きました。
なお、0〜17歳のこどもNISAは「つみたて投資枠」なので、実際にどこまで年初へ寄せた設定ができるかは、SBI証券の2027年時点の買付方法を確認してから決めます。
つまり、
「1月に60万円を普通のスポット購入で一発で買う」
と決めているわけではなく、
制度上可能な範囲で年初一括にできるだけ近づける
という考えです。
→ 【新NISA】年初一括と積立どっち?私が360万円を年初一括する理由|含み損40万円で気づいたこと
投資先の第一候補は「ゼロカン」
娘のこどもNISAで何を買うのか。
現時点での第一候補は、
SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド
愛称、
「ゼロカン」
です。
ゼロカンは、
こどもNISA専用ファンドとして2026年11月17日に設定予定の商品です。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目指し、
信託報酬は、
年率0.00%(税込)
とされています。
ただし、
信託報酬以外の費用まで完全にゼロという意味ではありません。
私は自分のNISAでは、
FANG+。
妻は、
オルカン。
そして娘は、
今のところゼロカンを第一候補にしています。
同じ家族でも、
お金の目的が違えば、
投資先も違っていいと思っています。
私のNISAは、
夫婦の自由資金。
その中でも今はサイドFIREを一番大きな目的にしているので、
ある程度大きな値動きを受け入れてFANG+へ投資しています。
一方、
娘のお金は、
将来の教育費などにつながる可能性が高いお金です。
それなら、
世界全体へ広く分散しながら、
長い時間を使って育てたい。
今のところ、
その考え方にゼロカンが合っています。
ただし、
まだ設定前の商品です。
2027年に実際に投資するときには、
その時点の商品内容をもう一度確認してから最終決定します。
→ SBIグローバルアセットマネジメント「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド(愛称:ゼロカン)設定のお知らせ」
祝い金やお年玉も「全部使う・全部貯金」の二択ではない
子どもがいると、
お年玉。
誕生日。
入園や入学。
祖父母や親戚から、
いろいろな形でお金をいただくことがあります。
こうしたお金についても、
全部投資すればいいとは思っていません。
子どものためにもらったお金なら、
今の子どものために使う
のも立派な使い方だと思っています。
おもちゃ。
旅行。
やってみたいこと。
経験。
我が家は、
こういうものにも積極的にお金を使いたいです。
一方で、
すぐに使う予定のない祝い金やお年玉まで、
何年も現金のまま置いておく必要はないとも思っています。
今使う分。
未来に残す分。
そこを分けたうえで、
長期間使う予定のないお金については、
こどもNISAで運用することも考えています。
私の中では、
「娘のお金を使わない」のではなく、「未来の娘のために使う」
という感覚です。
→ 【子どもの体験にはお金を使う】学校では教わらない経験も将来への投資だと思う理由
子どものお金だからこそ、親のお金とは分けて考える
一度、
「これは娘のためのお金」
として分けたものを、
親の都合で簡単に戻すようなことはしたくありません。
車が欲しい。
旅行代が足りない。
自分のNISAを満額にしたい。
そういう理由で、
娘のお金を親が使う前提にはしないつもりです。
だからこそ、
生活に必要なお金まで無理にこどもNISAへ入れない。
家計に必要な現金は残す。
そのうえで、
長期間使わない余剰資金から投資する。
この線引きは大切にしたいと思っています。
また、
親のお金を娘へ渡す以上、
贈与税についても確認しておく必要があります。
暦年課税では、
1年間に贈与を受けた財産の合計額について、
110万円の基礎控除
があります。
この110万円は、
贈与した人ごとではなく、
贈与を受けた人ごとに1年間で考えます。
また国税庁は、
毎年その都度贈与する場合と、
最初から複数年分の贈与を約束している場合では、
扱いが異なることを示しています。
そのため我が家では、
「これから10年間、必ず毎年60万円を贈与する」
と最初から決め切るのではなく、
年60万円を一つの目安として、その年の家計を見ながら毎年判断する
予定です。
こどもNISAを金融教育にもつなげたい
娘はまだ小さいので、
今、
「世界中の会社へ分散投資しているんだよ」
と説明しても、
当然分かりません(笑)。
でも、
もう少し大きくなったら、
この口座について少しずつ話していきたいと思っています。
お年玉をもらった。
全部使う?
少し残す?
貯金と投資は何が違う?
投資したお金は、
なぜ増えることも減ることもある?
どうしてお父さんとお母さんは、
小さい頃からこのお金を残してきたのか。
そういう話を、
実際に本人名義の資産を見ながらできたら面白いと思っています。
私は、
将来まとまったお金だけを娘へ渡して、
「はい、好きに使って」
で終わりにはしたくありません。
お金そのものと一緒に、
貯める。使う。増やす。待つ。選ぶ。
という経験も渡したいです。
親が全部決めるのではなく、
最終的には、
自分で考えて、
自分で選べるようになってほしい。
こどもNISAも、
そのための一つの材料になればいいと思っています。
まとめ|口座開設で「計画」から「実行準備」へ
2026年10月。
娘のSBI証券とSBI新生銀行の口座開設が完了しました。
これまでは、
「2027年からこどもNISAを始めたい」
という計画でした。
でも、
実際に口座まで作ったことで、
少しずつ実行段階へ近づいてきました。
現在、
こどもNISA用として明確に確保しているのは50万円。
初年度の60万円まで、
あと10万円です。
残りは、
児童手当や家計全体の余剰資金から準備する予定です。
ただし、
それ以外の現金まで、
こどもNISA専用にしているわけではありません。
妻のNISA。
子どものNISA。
私のNISA。
そのほか家計に必要なお金。
優先順位をつけながら、
家族全体で振り分けていきます。
そして、
娘分の児童手当は、少なくともこどもNISAへ回す。
年間60万円は、
制度上可能な範囲で、
できるだけ年初一括に近い形で運用へ回す。
投資先の第一候補は、
ゼロカン。
今後の祝い金やお年玉も、
全部使う。
全部現金で残す。
だけではなく、
今の娘に使うお金と、未来の娘のために育てるお金
に分けていきたいと思っています。
もちろん、
未来のお金だけを優先して、
今しかできない経験を削るつもりもありません。
今の娘には、
一緒に遊ぶ。
家族で旅行する。
本人がやってみたいことを経験する。
未来の娘には、
進学。
一人暮らし。
資格。
旅行。
そのほか、
本人がやりたいと思ったことを選べるだけのお金を、
できる範囲で準備しておく。
「今の娘」と「未来の娘」の両方にお金を使う。
これが、
今の我が家には一番しっくりきています。
2027年に実際の運用が始まったら、
投資した金額。
購入した商品。
その後の評価額。
うまくいったことも、
失敗したことも、
このブログでそのまま記録していくつもりです。
注意点
この記事は、
2026年10月時点の制度・商品情報と、
我が家自身の口座開設体験、資産形成方針をもとにまとめています。
こどもNISAで投資する商品は元本保証ではなく、
価格が下落して損失が出る可能性があります。
また、
ゼロカンの信託報酬0.00%は、
投資にかかるすべての費用が0円という意味ではありません。
制度や商品内容についても、
今後変更される可能性があります。
親から子どもへの資金移動についても、
金額や贈与方法、
その年に受けた他の贈与などによって、
税務上の扱いが変わる可能性があります。
実際に投資や贈与を行う際は、
金融機関や国税庁などの最新情報を確認し、
必要に応じて専門家へ相談してください。

