はじめに
こんにちは、45自由です。
我が家は、
NISAで投資をしたり、
固定費を見直したり、
クレジットカードの使い方を考えたり、
45歳で今より自由な働き方を目指して、資産形成にはかなり真剣に取り組んでいます。
2026年9月末時点の総資産は、
約2,734万円
になりました。
→ 【2026年9月末資産公開】30代共働き3人家族の総資産は約2,734万円|45歳サイドFIREへの現在地
そんな我が家ですが、
実は今まで、
ふるさと納税をしていません。
制度を知らなかったわけでもありません。
返礼品がもらえて、
家計にとってメリットがあることも知っています。
むしろ、
テレビで、
「ふるさと納税は○月まで!」
みたいなCMを見たり、
YouTubeで、
「今年おすすめの返礼品」
「これがお得」
みたいな動画を見ると、
正直ちょっと気持ちは揺らぎます(笑)。
それでも、
今のところ利用していません。
そのきっかけは、
以前父から言われた、
「ふるさと納税をすると、自分たちの市町村に入る税金が減るんじゃないか」
という言葉でした。
父はさらに、
地域に入る税金が減れば、
地域の発展にも影響して、
これから暮らしていく子どもたちの未来にも関わるんじゃないか、
という考えでした。
私はそれを聞いて、
「それなら地元に税金を残したいな」
と思い、
なんとなく今までふるさと納税をせずにきました。
でも今回、
改めて思いました。
これって本当に正しいのか?
調べずに、
父に言われたからという理由だけで続けるのも違う気がします。
そこで、
ふるさと納税の仕組みを改めて調べてみました。
結論からいうと、
父が言っていたことには、ちゃんと根拠がある部分がありました。
ただし、
「ふるさと納税をすると地元が衰退して、子どもの未来が暗くなる」
とまで単純に言える話でもありません。
そのうえで考えても、
私は今のところ、
返礼品をもらうより、自分たちが暮らす地域に税金を残したい
という気持ちの方が強いです。
今回は、
ふるさと納税がお得なのは分かっているのに、
我が家があえて利用していない理由を書いてみます。
我が家がふるさと納税をしてこなかった理由
きっかけは、
父との何気ない会話でした。
父から、
「ふるさと納税って、結局、自分の住んでいるところに入る税金が減るんじゃないの?」
と言われました。
そして、
地域に入るお金が減れば、
道路。
学校。
子育て。
福祉。
地域の施設。
いろいろなところに影響する可能性があるんじゃないか。
そんな話をされました。
当時の私は、
制度を細かく調べたわけではありません。
でも、
その話を聞いて、
少し引っかかりました。
私は、
今住んでいる地域で生まれ育ちました。
そして、
同じ地域に家を建て、
子どもも生まれました。
少なくとも、
子どもが自立するまでは、
あと何十年か、
この地域で暮らしていくつもりです。
それなら、
返礼品をもらうために別の自治体へ寄附するより、
自分たちがこれからも暮らしていく地域に税金を残したい。
そう思いました。
父の「地元の税金が減る」は本当だった
今回改めて調べてみると、
父が言っていた、
「他の自治体へふるさと納税をすると、住んでいる自治体に入る税金が減る」
という部分には根拠がありました。
ふるさと納税は、
自分が選んだ自治体へ寄附をした場合、
一定の上限内で、
寄附額のうち2,000円を超える部分について、
所得税と個人住民税から控除を受けられる制度です。
つまり、
他自治体へ寄附した金額の一部について、
自分が住んでいる自治体へ納める住民税が控除される仕組みがあります。
財務省も、
ふるさと納税には、
寄附金控除を通じて住民税の納付先を付け替えるような側面があると整理しています。
なので、
父の話を、
「昔の人がなんとなく言っていただけかな」
くらいに思っていたのですが、
少なくとも前半部分は、ちゃんと制度上の根拠がありました。
ちょっと意外でした(笑)。
ただし減った税金が全部そのまま自治体の損になるわけではない
一方で、
ここは父の話だけでは分からなかった部分です。
ふるさと納税によって住民税が減ったとしても、
その金額がすべてそのまま、
自治体が使えるお金の減少になるとは限りません。
地方交付税の交付団体では、
地方税収などの75%が基準財政収入額に算入される仕組みがあり、
ふるさと納税による減収についても、
その75%が基準財政収入額の減少として反映され、
地方交付税の算定上、補填される仕組みがあります。
なので、
例えば、
「住民税が100減ったら、自治体の財源も必ず100減る」
というほど単純ではありません。
逆に、
地方交付税の不交付団体では、
同じような交付税による調整はありません。
また、
自治体自身が他地域からふるさと納税を集めているケースもあります。
つまり、
「ふるさと納税をすると地元の未来が悪くなる」とまでは言い切れない
というのが、
今回調べて分かったことでした。
父の話には根拠がある。
でも、
現実の自治体財政は、
もっと複雑です。
家計だけを考えれば、ふるさと納税は魅力的
ここまで書くと、
私がふるさと納税に否定的に見えるかもしれません。
でも、
全然そんなことはありません。
家計だけを見れば、
普通に魅力的な制度だと思っています。
上限内であれば、
自己負担2,000円を除く部分について税控除を受けながら、
自治体によっては、
お米。
肉。
魚。
果物。
日用品。
などの返礼品を受け取れます。
返礼品を提供する場合、
自治体の返礼品の調達費用は、
寄附額の30%以下とする基準があります。
もちろん、
これは自治体の調達費用の上限なので、
実際に私たちが店頭で感じる返礼品の価値が必ず寄附額の30%という意味ではありません。
それでも、
普段買うお米や肉、日用品が届けば、
家計にとって助かるのは間違いありません。
我が家は食費もできるだけ抑えながら生活しています。
だからこそ、
ふるさと納税で食品が届くのを見ると、
「これ、普通にいいな……」
と思います(笑)。
CMやYouTubeを見ると正直ちょっと揺らぐ(笑)
特に年末が近づくと、
ふるさと納税の情報を目にする機会が増えます。
テレビでは、
「今年のふるさと納税は……」
というCM。
YouTubeでは、
「おすすめ返礼品」
「絶対に選びたい○選」
みたいな動画。
そういうものを見ると、
正直、毎年ちょっと揺らぎます(笑)。
お米が届く。
肉が届く。
果物が届く。
日用品が届く。
「どうせ払う税金なら、何かもらった方がいいんじゃない?」
と思う気持ちはあります。
だから、
私の場合、
「制度が嫌だからやらない」
ではありません。
むしろ、
メリットを理解しているからこそ迷う
という方が近いです。
それでも、
最後は、
「自分は何を大事にしたいのか」
を考えます。
それでも地元に税金を残したい理由
私にとって一番大きいのは、
ここが自分の生活の場所だということ
です。
私はこの地域で生まれ育ちました。
今もここで生活しています。
家も建てました。
子どももここで生まれました。
これから、
子どもが成長して、
学校へ行き、
友達ができて、
地域の施設を使い、
いろいろな経験をしていくと思います。
少なくとも、
子どもが自立するまでは、
まだ何十年もここで暮らすつもりです。
そう考えると、
目の前の返礼品より、自分たちがこれからも暮らす場所にお金を残したい。
今のところ、
その気持ちの方が少し強いです。
もちろん、
私が数万円ふるさと納税をしなかったからといって、
その数万円がそのまま、
「子どものため」
に使われるわけではありません。
税金の使い道は、
もっと大きな仕組みの中で決まります。
それでも、
私は、
自分が暮らしている地域に残る可能性のあるお金を、
できる範囲では、
ここに残しておきたいと思っています。
ミクロとマクロの話は分けて考えている
ただ、
ここで勘違いしたくないのが、
自分一人の行動と、地域全体の話は別
だということです。
私は、
ミクロとマクロは分けて考えるようにしています。
私一人が、
数万円ふるさと納税をしなかったからといって、
地域全体が急に発展するわけではありません。
逆に、
私が数万円ふるさと納税したからといって、
それだけで地元の未来が暗くなるわけでもありません。
一人の行動が、
数万人単位の自治体全体へ与える影響は限られています。
それは理解しています。
でも、
だからといって、
「自分一人がやっても意味がない」
とも思いません。
地域全体を変えられるかどうかではなく、
自分がどういう選択をしたいか。
私は、
できる範囲で地元を応援する方を選びたい。
その積み重ねでいいと思っています。
税金だけでなく、普段から地元にお金を落としたい
この考え方は、
ふるさと納税だけではありません。
私は普段の生活でも、
できるだけ地元の施設を利用したいと思っています。
施設を利用して、
何か気になったことがあれば、
意見を残すこともあります。
「こうなったらもっと使いやすいな」
と思うことがあれば、
できるだけ伝える。
ただ利用するだけではなく、
少しでも良い場所になってくれたらうれしいからです。
買い物でも同じです。
例えば、
人の家へ持っていく手土産。
特別な日の食事。
誕生日などに買うケーキ。
そういうものは、
できるだけ、
地元のお店や地元の商品
を選びたいと思っています。
「どうせ使うお金なら、地元に落としたい」
という気持ちがあります。
普段の食費も、
安さだけを求めて、
何店舗も回って最安値を追いかけるようなことはしていません。
少し高くても、
「ここはおいしい」
と思える近所のお店なら買います。
→ 【3人家族の食費月約3万円】米代0円・家庭菜園・自炊|安く済む理由を全部公開
もちろん、
私一人がケーキを買ったくらいで、
地域経済が大きく変わるとは思っていません。
でも、
地域のお店を利用する人がいる。
施設を使う人がいる。
良くなってほしいと思って意見を伝える人がいる。
そういう小さなことも、
地域との関わり方の一つだと思っています。
そして、
子どもが大きくなったときにも、
「ここで暮らしてもいいな」
と思える地域であってほしいです。
選挙も妻と子どもと3人で行く。これも一つの経験
少し話は変わりますが、
地元を良くしたい。
これから子どもが生きていく未来が、
明るく、
希望のあるものになってほしい。
そう思っているので、
私は選挙にも必ず行くようにしています。
今は、
妻と子どもと、
家族3人で投票所へ行きます。
もちろん、
子どもはまだ投票できません。
誰を選ぶか、
将来どんな考えを持つかは、
子ども自身が大人になって考えることです。
私が伝えたいのは、
特定の候補者や考え方ではありません。
ただ、
「選挙って、特別な場所に特別な人が行くものじゃない」
くらいには、
身近に感じてもらえたらいいなと思っています。
大人になって初めて、
一度も行ったことがない投票所へ一人で行くより、
小さい頃から、
「親と一緒に何度も来た場所」
になっていた方が、
自分で行くときの心理的なハードルも、
少し低くなるんじゃないか。
そんな気持ちがあります。
法律上も、
選挙人に同伴する18歳未満の子どもは、
投票所の秩序に支障がない限り、
投票所へ入ることができます。
私はこれも、
子どもの経験の一つ
だと思っています。
電車に乗る。
動物とふれあう。
旅行を一緒に計画する。
予約をしてみる。
そして、
家族で投票所へ行ってみる。
今すぐ役に立たなくても、
「やったことがある」
という経験が、
いつか自分で行動するときのハードルを少し下げてくれる。
そう考えています。
→ 【子どもの体験にはお金を使う】学校では教わらない経験も将来への投資だと思う理由
「得を取らない=損」とは思わない
資産形成をしていると、
「どちらが得か」
を考える機会が増えます。
クレジットカード。
ポイント。
銀行金利。
住宅ローン。
NISA。
保険。
通信費。
私も、
かなり考えます(笑)。
でも、
資産形成を続けてきて、
以前より強く感じるようになったことがあります。
それは、
一番お金が増える選択が、必ずしも自分にとって一番いい選択ではない
ということです。
ふるさと納税を使えば、
家計としてはメリットを受けられる可能性があります。
それを理解したうえで、
私は今、
地元へ税金を残す方を選んでいます。
だから、
「返礼品をもらわなかったから損した」
とは、
あまり感じていません。
少し高くても、
好きな近所のお店で買う。
家族旅行にはお金を使う。
親との思い出にも使う。
子どもの経験には、
必要なお金を惜しまない。
全部、
一番お金が残る選択ではありません。
でも、
私にとっては、
意味のある使い方です。
→ 【節約しすぎて後悔したこと3選】貯金好きの私が「お金の使い方」を考え直した話
お金は、
口座残高を最大化するためだけのものではありません。
自分が大切にしたいものを選ぶための道具
でもあると思っています。
今後も絶対にふるさと納税をしないと決めているわけではない
とはいえ、
私は、
「今後一生、ふるさと納税は絶対にしない」
と決めているわけではありません。
考え方が変わる可能性は普通にあります。
例えば、
大きな災害が起きて、
応援したい自治体ができるかもしれません。
何か強く共感する取り組みをしている自治体へ、
寄附したいと思うかもしれません。
家計の状況が変わって、
返礼品のメリットを優先したくなるかもしれません。
そして、
来年また、
テレビやYouTubeを見て揺らいでいる可能性もあります(笑)。
でも、
それでいいと思っています。
以前は、
父に言われたから、
なんとなくやらなかった。
今回は、
自分で制度を調べました。
その結果、
父の話には根拠がある部分があった。
一方で、
地方交付税などによる調整があり、
現実はもっと複雑だということも分かった。
そして、
それを理解したうえでも、
今は地元に税金を残したい。
以前より、
自分の中で理由がはっきりしました。
将来考え方が変わったら、
その時また調べて、
その時の自分たちに合った選択をすればいいと思っています。
まとめ|得だと分かった上で、今は地元を選ぶ
我が家は、
今のところ、
ふるさと納税を利用していません。
きっかけは、
父から言われた、
「ふるさと納税をすると、地元に入る税金が減るんじゃないか」
という言葉でした。
今回改めて調べると、
他自治体へふるさと納税をすることで、
居住自治体の住民税収が減る側面があるのは事実でした。
一方で、
地方交付税の交付団体では、
減収の一部が地方交付税の算定へ反映される仕組みがあります。
そのため、
「ふるさと納税をした分だけ、そのまま地元が貧しくなる」
というほど単純な話ではありません。
そして、
ふるさと納税には、
返礼品という分かりやすい家計メリットもあります。
正直、
今でもCMやYouTubeを見ると、
ちょっと揺らぎます(笑)。
それでも私は、
この地域で生まれ、
ここに家を建て、
ここで子どもを育てています。
これからも、
長くこの地域で暮らしていくつもりです。
だから、
今は、
自分たちが暮らす場所に税金を残したい。
税金だけではありません。
地元の施設を利用する。
地元のお店で買う。
気になることがあれば意見を伝える。
選挙には家族で行く。
私一人の行動で、
地域全体が劇的に変わるとは思っていません。
マクロとミクロは別です。
それでも、
自分にできる範囲で、自分が暮らしている場所を応援する。
私は、
それでいいと思っています。
得だと知らずに選ばないのではなく、
得だと分かった上で、それでも自分が大事にしたい方を選ぶ。
今の我が家にとって、
ふるさと納税をしないという選択は、
そんなお金の使い方の一つです。
注意点
この記事は、ふるさと納税制度を調べたうえで、我が家の現在の考え方をまとめたものです。
ふるさと納税を利用すること、利用しないことのどちらかを推奨するものではありません。
控除額の上限は、収入・家族構成・各種所得控除・住宅ローン控除などによって異なります。
また、地方交付税の交付状況や自治体の財政状況、ふるさと納税による寄附金収入も自治体ごとに異なるため、ふるさと納税による影響を一律に判断することはできません。
選挙についても、この記事は特定の候補者・政党・政策への支持や投票を勧めるものではなく、子どもと一緒に投票所へ行っている我が家の体験を紹介したものです。
制度やルールは変更される可能性があるため、実際にふるさと納税や選挙制度について確認する場合は、国税庁・総務省・e-Gov・各自治体などの最新情報をご確認ください。

