【子どもの体験にはお金を使う】学校では教わらない経験も将来への投資だと思う理由

暮らし・家族

はじめに

こんにちは、45自由です。

我が家には、まだ小さい娘がいます。

子育てをしていると、

「子どものために、何にお金を使いたいか」

を考える機会が増えました。

教育費。

習い事。

服。

おもちゃ。

旅行。

これから大きくなれば、さらにいろいろなお金が必要になると思います。

その中でも私は、

子どもの「体験」や「経験」に必要なお金は、できるだけ惜しまないようにしたい

と思っています。

もちろん、

高い体験をたくさんさせればいい、

という意味ではありません。

基本は、

本人が「やってみたい」と思うこと。

そのうえで家計的にも可能なら、

できるだけ経験する機会を作ってあげたい。

私にとっては、

それも一種の子どもへの投資です。

株や投資信託のように、

将来お金になって返ってくる投資ではありません。

でも、

経験が増える。

知っていることが増える。

選択肢が増える。

その中から、自分で考えて選べるようになる。

それも十分なリターンだと思っています。

今回は、

電車に乗ることや動物とのふれあいといった今の小さな体験から、

将来的にやってもらいたい旅行の計画やホテルの予約まで、

なぜ我が家が「経験」にお金を使いたいと思っているのか

を書いてみます。


子どもの体験も、私は一つの「投資」だと思っている

我が家は資産形成をかなり真剣にしています。

将来の教育費も準備していますし、

夫婦でNISAも利用しています。

でも、

将来のお金を増やすために、

今しかできない子どもの経験まで削りたいとは思っていません。

→ 【新NISA】夫婦で年間720万円を年初一括|私がFANG+、妻がオルカンを選んだ理由

体験に使った1万円が、

将来1万5,000円になって返ってくることはありません。

でも、

初めて何かを見た。

実際に触った。

自分でやってみた。

失敗した。

楽しかった。

怖かった。

もう一度やりたいと思った。

自分には合わないと分かった。

その全部が、

本人の中には残ります。

お金ではなく「経験値」として残る投資。

私はそんな感覚で考えています。


今は電車や動物とのふれあい。それでも立派な経験だと思う

娘はまだ小さいので、

今のところ特別大きな体験をさせているわけではありません。

例えば、

電車に乗ってみる。

動物に餌をあげてみる。

実際に触れてみる。

そんなことです。

大人からすれば、

何でもないことかもしれません。

でも、

子どもにとっては初めてです。

電車を絵本で知っているのと、

実際に駅へ行って、

ホームで待って、

目の前に電車が来て、

自分で乗るのでは全然違います。

動物も、

図鑑で見るのと、

目の前で鳴いているのを見るのでは違う。

実際に触れば、

温かさも、

毛の感触も、

においもあります。

「知っている」と「やったことがある」は、やっぱり違う。

私はそう思っています。


ただし「経験になるから」と無理にやらせたいわけではない

ここは大切にしたいところです。

私は、

子どもの経験を増やしたい。

でも、

親がやらせたいことを「経験だから」という理由で押しつけたいわけではありません。

動物が怖いのに、

無理やり触らせる。

全く興味がないことを、

「将来役に立つから」

と続けさせる。

それでは少し違うと思っています。

基本は、

本人が興味を持ったこと。

「やってみたい」

と思ったこと。

そこに対して、

お金や親の都合だけを理由に最初から可能性を閉じない。

そんな親でいたいです。

やってみた結果、

「もうやらない」

でも全然いい。

合わないことが分かったのも、一つの経験だからです。


私自身、経験が少ないことは今でも少し緊張する(笑)

私が経験を大事にしたいと思う理由には、

自分自身のこともあります。

私は子どもの頃、

公共交通機関を使う機会がそれほど多くありませんでした。

そのため、

大人になった今でも電車に乗ると、

少し緊張します(笑)。

「この電車で合ってるよな?」

「乗り換えはここでいい?」

「この改札から出ればいい?」

今ならスマホで調べれば分かります。

駅員さんに聞くこともできます。

それでも、

何度も使っている人と、

ほとんど経験がない人では、

同じことをするにも心理的なハードルが全然違う

と思います。

だから娘には、

大人になって必要になりそうなことを、

いきなり本番で初体験するのではなく、

親が一緒にいられる間に少しずつ経験してもらえたらと思っています。


学校では教わりにくいけれど、大人になると必要なことがある

学校で学ぶ知識はもちろん大切です。

でも大人になってみると、

学校では実践する機会が少ないのに、

普通に生活していると必要になることもたくさんあります。

例えば、

飲食店へ電話して予約する。

ホテルを自分で予約する。

ホテルでチェックインする。

分からないことをフロントで聞く。

新幹線の切符を取る。

航空券を予約する。

目的地までどうやって行くか調べる。

今はネットで何でも調べられる時代ですが、

調べて知っていることと、

実際に自分でやった経験があること

は少し違います。

大人になってから初めてやって、

失敗しながら覚える。

それも決して悪いことではありません。

私自身も、

そうやって覚えてきたことはたくさんあります。

でも、

子どものうちに経験できて、

大きな失敗を未然に防げるのであれば、

それに越したことはないとも思っています。


旅行は「連れて行ってもらう」だけで終わらせたくない

だから娘が大きくなったら、

旅行も少しずつ本人に考えてもらいたいです。

最初は、

「どこに行きたい?」

だけ。

もう少し大きくなったら、

「何をしたい?」

「どうやって行く?」

さらに成長したら、

ホテルを調べる。

新幹線を調べる。

飛行機を調べる。

食事をする店を決める。

そしていつかは、

ある程度の予算を渡して、その範囲で家族旅行を計画してもらう

のも面白いと思っています。

車なら安いけれど時間がかかるかもしれない。

新幹線なら早いけれど高い。

駅前のホテルは便利だけれど宿泊費が高い。

少し離れれば安いけれど移動が必要。

全部に、

メリットとデメリットがあります。

そして、

正解は一つではありません。

旅行を通して、

「限られた条件の中で、自分は何を優先するのか」

を考える経験にもなると思います。

旅行というと、

現地で楽しむことに目が行きます。

でも、

計画して、

比較して、

予約して、

実際に行って、

想定外のことが起きて、

また考える。

そこまで全部含めて一つの体験なのかもしれません。

いつか娘が考えたプランで、

父娘二人旅ができたら楽しそうです(笑)。

→ 【親孝行旅行5年目】兄弟3人で年1回を持ち回り|思い出に投資するお金の使い方


一つの方法しか知らないより、複数の選択肢から選べる人になってほしい

結局、

私が子どもにいろいろ経験してほしい一番の理由は、

ここなのだと思います。

一つしか方法を知らない状態と、複数の方法を知っている状態は違う。

Aという方法しか知らなければ、

Aを選ぶしかありません。

でも、

A、B、Cを知っている。

それぞれの、

良いところ。

悪いところ。

自分に合うところ。

合わないところ。

そこまで分かっていれば、

そのときの状況に合わせて選べます。

私が娘に残したいのは、

「これが正解だよ」

という答えではなく、

選択肢を知って、自分で考えて選べる力

なのかもしれません。


一番身近な妻でも、育った環境が違えば考え方は違う

「いろいろな価値観を知る」というと、

旅行へ行ったり、

たくさんの人と会ったり、

遠くへ出ていったりするイメージがあります。

でも、

私にとって一番身近な例は、

妻です。

一緒に生活している夫婦でも、

育った家庭環境は違います。

そして、

その違いから、

考え方が違うこともあります。

例えば私は、

子どもの頃、

自分の部屋よりもリビングで家族と過ごすことが多い家庭でした。

そのため、

何となく同じ空間にいて、

必要なときに自然と話ができる生活が好きです。

一方、

妻は私よりも自分の部屋で過ごすことが多かったようで、

一人になれる場所やプライバシーも大切

という考えがあります。

どちらが正しい、

という話ではありません。

むしろ、

一緒に生活するようになって、

「そういう考え方もあるのか」

と知ることができました。

実際、

家を建てるときの子ども部屋にも、

この夫婦それぞれの考えを取り入れました。

子どもには個室を用意する。

でも、

自分の部屋へ行くには必ずリビングを通る。

私の、

「自然に顔を合わせられるようにしたい」

と、

妻の、

「自分の空間も大切にしたい」

を両方入れた形です。

→ 【子ども部屋2つ】リビングを必ず通る間取りにした理由|将来は1部屋にもできる

こういう経験をすると、

自分にとって当たり前の考え方が、全員にとっての当たり前ではない

と改めて感じます。

だから娘にも、

できるだけ多くの考え方に触れてほしいです。


経験が増えれば、視野も考え方も少しずつ広がると思う

妻との生活だけでなく、

進学したときにも同じようなことを感じました。

それまで身近にいなかった人。

違う地域で育った人。

家庭環境が違う人。

自分とは違う考え方を持つ人。

そういう人と接すると、

「そんな考え方もあるんだ」

と思うことがあります。

もちろん、

知らない価値観を全部受け入れる必要はないと思っています。

でも、

知ったうえで選ばないことと、知らないから選べないことは違う。

これは結構大きいと思います。

いろいろな経験や考え方を知る。

その中から、

自分はどうしたいのかを考える。

そういうことを繰り返すことで、

物事を一方向からだけ見るのではなく、

少し柔軟に考えられるようになる気がします。


畑や田んぼ、お金も「実際にやってみる」から分かることがある

私は子どもの頃、

畑や田んぼを手伝うことがありました。

最近書いた食費の記事でも、

自宅の畑で野菜を作っていることを書きました。

野菜は、

スーパーに最初から並んでいるものではありません。

植える。

育てる。

草を取る。

収穫する。

洗う。

そこまでやって、

ようやく食べられる。

自分で少しでも経験していると、

食べ物を見る感覚も少し変わります。

娘にも、

環境が許すなら、

そういうことを経験してほしいと思っています。

農業をやってほしいわけではありません。

一度やってみて、

好きならやればいい。

嫌なら、

「私はやりたくない」

でもいい(笑)。

大切なのは、

一度自分の経験として持ったうえで判断すること。

お金についても同じです。

少額のお金を、

使ってみる。

残してみる。

将来的には投資も体験してみる。

親が、

「お金は大切だよ」

と言うだけでは分からないことも、

自分のお金なら感じることがあると思っています。


失敗を防ぐだけでなく「小さく失敗できる」のも子どものうちだと思う

私は、

娘に失敗させたくないから、

いろいろ経験させたいわけではありません。

むしろ、

失敗も経験してほしい

と思っています。

ただ、

子どものうちは、

親が近くにいます。

旅行の予定を詰め込みすぎた。

予約の電話で言葉に詰まった。

予算の使い方を間違えた。

乗る電車を勘違いした。

選んだものが想像より楽しくなかった。

そんな小さな失敗なら、

一緒に修正できます。

最初は親と一緒にやる。

次は一部分を任せる。

少しずつ、

本人がやる範囲を広げる。

失敗を全部取り除くのではなく、大きな失敗になる前に小さく経験できる環境を作る。

そんな関わり方ができたら理想です。


体験への投資と、資産形成はどちらも大事

私は貯金も好きですし、

投資もしています。

45歳で、

今より自由な働き方をしたいとも思っています。

でも、

資産額を増やすためだけに、

今しかできない経験を全部後回しにはしたくありません。

私自身、

学生時代に卒業旅行へ行かなかった経験があります。

当時は、

旅行に使うより、

お金を残す方がいいと思いました。

でも後から、

少し後悔しました。

お金は、

また貯めることができます。

でも、

その年齢、そのメンバー、そのタイミングは買い戻せません。

→ 【節約しすぎて後悔したこと3選】貯金好きの私が「お金の使い方」を考え直した話

この経験があるからこそ、

子どもにも、

「将来のためだから今は我慢」

ばかりにはしたくありません。

将来の教育費を用意する。

投資をする。

それと同時に、

今しかできない経験にもお金を使う。

どちらか一方ではなく、

両方大切にしたいです。


まとめ|子どもに残したいのは「正解」ではなく、選べる力

娘が大人になったとき、

どんな人生を選ぶのかは分かりません。

どんな学校へ行くのか。

何の仕事をするのか。

どこに住むのか。

結婚するのか。

車に乗るのか。

公共交通機関を使うのか。

それを、

親が決める必要もないと思っています。

だからこそ、

今できることは、

できるだけ多くの選択肢を知る機会を作ること。

電車に乗る。

動物に触れる。

旅行へ行く。

自分で旅行を計画する。

電話で予約してみる。

ホテルでやり取りする。

新幹線や航空券を取る方法を知る。

畑で野菜を作る。

お金を使ってみる。

そして、

時には失敗する。

そういう小さな経験が積み重なって、

いつか大きな選択をするときの材料になると思っています。

一つの方法しか知らず、

「これしかない」

と思うより、

いくつかの方法を知って、

メリットとデメリットを考えたうえで、

「私はこれを選ぶ」

と言える。

そんな大人になってくれたらうれしいです。

子どもの体験に使ったお金は、

将来お金として返ってこないかもしれません。

でも、

娘の経験や視野、

そして人生の選択肢として残るなら、

私にとっては十分な投資です。


注意点

この記事は、子どもの体験や教育についての我が家の考え方をまとめたものです。

子どもの性格、興味、発達、家庭環境、家計状況などはそれぞれ異なるため、特定の体験や教育方法を推奨するものではありません。

我が家では「本人がやってみたいと思うこと」を基本に、年齢、安全面、家計とのバランスを考えながら体験の機会を作りたいと考えています。

旅行予約や交通機関、宿泊施設などを子どもに経験してもらう際も、年齢やサービスの利用条件に応じて保護者が確認・手続きを行う前提です。

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