【親孝行旅行5年目】兄弟3人で年1回を持ち回り|思い出に投資するお金の使い方

家計・節約

はじめに

我が家では、毎年1回、

両親との親孝行旅行

を続けています。

私は兄・私・妹の3兄弟。

毎年、その年の旅行担当を兄弟で順番に回しています。

担当になった人が旅行先を決めて、宿を探して、観光プランを考える。

そして、

宿泊費、食事代、観光にかかる費用など、旅行に関わるお金を基本的にすべて負担する。

そんな仕組みです。

兄弟で、

「今年は10万円まで」

「1人○万円まで」

と予算を決めているわけではありません。

唯一、最低ラインに近いものがあるとすれば、

「せっかくなら一泊旅行にしよう」

くらいです。

私が担当した年は、結果的にだいたい10万円前後になっています。

決して安い金額ではありません。

それでも親孝行旅行を始めて現在5年目。

私はこれまで2回担当していますが、

今のところまったく後悔はありません。

むしろ年数を重ねるほど、

「これは続けていてよかったな」

と思うようになっています。

今回は、

兄弟で親孝行旅行を続けている理由。

約10万円使っても惜しいと思わない理由。

そして、

資産形成を続けながらも「思い出に使うお金」を大切にしたいと思うようになったきっかけについて書いてみます。


親孝行旅行は基本年1回。兄弟3人で担当を持ち回る

親孝行旅行は、

基本的に年1回

です。

兄・私・妹の3兄弟なので、

その年の担当者を順番に回しています。

単純に考えれば、

3年に1回くらい自分の担当がやってくる形です。

毎年全員で均等にお金を出す方法もあると思います。

でも我が家では、

今回は兄。

次は私。

その次は妹。

というように、

その年の担当者に任せる方式

にしています。

毎回、

「誰がいくら払った」

「食事代は3等分」

「高速代は誰が払う」

と細かく計算しなくてもいいので、個人的には楽です。

自分の担当年になったら、

「今年は自分がやる番」

と分かりやすい。

このくらいシンプルな方が、長く続けやすい気がしています。


行き先は親の希望を聞いて、最後は担当者が決める

旅行先も、

担当者が一方的に決めるわけではありません。

まずは両親に、

「どこか行きたいところある?」

と聞きます。

温泉に行きたい。

ここを見てみたい。

この辺に行ってみたい。

そんな希望をある程度聞いたうえで、

最終的にはその年の担当者が決めます。

宿泊先。

移動方法。

観光する場所。

食事。

旅行の流れ。

このあたりも担当者が考えます。

言ってみれば、

親から希望を聞いて、子ども側が旅行をプレゼントする

ような感じです。

全部お任せのツアーではなく、

「今年はどこにしようかな」

と考えるところから親孝行旅行が始まっています。

計画を立てるのは少し大変ですが、

親が喜びそうな宿を探したり、

「ここ連れて行ったら楽しそうだな」

と考えたりする時間も、嫌いではありません。


予算上限は決めていない。担当者が旅行費用を基本的に全部負担する

兄弟間で、

親孝行旅行の明確な予算は決めていません。

「10万円以内にしよう」

というルールもありません。

ただ、

せっかくなら一泊旅行にしよう。

ということだけは、なんとなく共通しています。

そして、

その年の担当者が、

宿泊費。

食事代。

観光施設の料金。

旅行中にかかる費用。

などを基本的にすべて負担します。

だから私が担当すると、

結果的に10万円前後になることが多いです。

10万円は大きいです。

普段の家計で考えれば、

簡単に使える金額ではありません。

ただ、

毎年10万円を私が負担するわけではありません。

兄弟3人で担当を回しているので、

自分の担当は数年に一度。

その年に、

「今年は親孝行旅行がある」

と分かっていれば、あらかじめ家計の中で考えておくことができます。

我が家では、旅行や税金、車検などのまとまった支出は、

毎月の生活費とは少し分けて、年単位の出費として考えています。

→ 【30代共働き3人家族】リアルな生活費を公開|45歳サイドFIREを目指す我が家の家計

無駄に高い宿を選ぶ必要はありません。

安く済むならそれでもいい。

でも、

せっかく親孝行のために旅行しているのに、

「あと2,000円安くするためにここはやめよう」

「せっかくだけど食事は削ろう」

と、金額だけを目的にした旅行にはしたくないと思っています。


5年続けても後悔なし。でも親孝行旅行はあと何回できるんだろう

親孝行旅行を始めて、

今で5年目になります。

私はそのうち2回担当しました。

10万円前後を負担した年もあります。

それでも、

「やらなければよかった」と思ったことは一度もありません。

むしろ最近考えるのは、

お金のことより、

「あと何回こうやって旅行できるんだろう」

ということです。

例えば、

これから毎年1回旅行できて、

仮にあと30回行けたとします。

それでも、

30回です。

3兄弟で担当を回すなら、

私が担当するのは単純計算で10回ほど。

1回10万円だとすれば、

合計で約100万円になります。

100万円。

数字だけ見れば、もちろん大金です。

その100万円を投資すれば、

将来もっと大きな金額になる可能性もあります。

でも、

親と旅行できる10回を100万円で買える

と考えたとき、

私は高いとは思いません。

高いか安いかは、人それぞれだと思います。

でも私にとっては、

かなりプライスレスに近いお金の使い道です。

しかも、

「あと30回行けたら」

というのも単純な仮定にすぎません。

仕事の都合。

家族の予定。

年齢。

体力。

いろいろな事情があります。

今と同じように、

いつまでも旅行へ行けるとは限りません。

親孝行できる時間は、自分が思っているより少ないのかもしれない。

最近はそう思うようになりました。


卒業旅行に行かなかった後悔が、今のお金の使い方につながっている

私がこう考えるようになった理由の一つに、

昔の後悔があります。

私は昔から、

使うより貯める方が好きでした。

大学を卒業するときも、

友人たちとの卒業旅行には参加しませんでした。

当時の私は、

旅行にお金を使うより、

そのお金を残しておきたいと思っていました。

奨学金もありましたし、

「今使わずに貯めておいた方がいい」

という考えの方が強かったんだと思います。

そのときは、

自分なりに合理的な選択をしたつもりでした。

でも今振り返ると、

卒業旅行に行かなかったことは少し後悔しています。

旅行代は、

その後働けばまた稼げました。

貯金だってできました。

でも、

大学卒業というあのタイミングで、

同じ友人たちと、

同じメンバーで旅行へ行く機会は、

もう戻ってきません。

お金は残ったかもしれない。

でも、

そのときにしか買えなかった時間は買い逃しました。

→ 【節約しすぎて後悔したこと3選】貯金好きの私が「お金の使い方」を考え直した話

この経験があるから、

今は何かにお金を使うとき、

「これはあとからでも買えるものか?」

を考えるようになりました。

モノなら、

来年でも買えるかもしれません。

でも、

今の年齢の親と行く旅行。

今の年齢の娘と一緒に過ごす時間。

今の家族で撮る写真。

これは、

来年お金を出して買い直すことはできません。

だから、

将来のために貯めることも大事。

でも、

今しか買えない時間には、ちゃんとお金を使いたい。

今はそう思っています。


思い出への投資は、旅行が終わってからも「配当」をくれる

私は普段、

NISAなどで投資をしています。

なので、

10万円という数字を見ると、

「これを投資したら将来いくらになるかな」

と考えてしまうこともあります(笑)。

実際、

投資だけを考えれば、

旅行で10万円使うより、

その10万円を長期間運用した方が資産は増える可能性があります。

でも最近は、

思い出に使うお金も、一つの投資なんじゃないか

と思っています。

投資信託や株なら、

投資したお金から、

値上がり益や配当を期待します。

親孝行旅行に使ったお金は、

現金として戻ってくることはありません。

でも、

旅行が終わったあとにも残るものがあります。

写真。

会話。

思い出。

「あそこ行ったよね」

「あのときこんなことあったよね」

「あれ美味しかったね」

と、何年たっても話せます。

写真を見れば、

そのときの記憶が戻ってきます。

そのたびに、

楽しかった気持ちをもう一度味わえる。

私はこれを、

「思い出の配当収入」

みたいなものだと思っています。

もちろん、

銀行口座に振り込まれる配当ではありません(笑)。

でも、

旅行が終わったあとも、

何度も幸せな気持ちを返してくれる。

そう考えると、

とても有意義なお金の使い方だと思います。


5年間の旅行が、家族みんなの共通の思い出になってきた

親孝行旅行を5年続けていると、

過去の旅行が少しずつ積み重なってきます。

旅行に行くと、

自然と、

「去年はここに行ったよね」

「この前はあれやったよね」

という話が出ます。

一回行って終わりではありません。

翌年の旅行でも、

前の旅行の話が出る。

何年かたってから、

写真を見てまた話す。

だから、

旅行に使ったお金の価値は、

その1泊2日だけではないと思っています。

家族全員が共有できる思い出が増えていく。

これも親孝行旅行を続けていてよかったと思う理由の一つです。


娘の成長まで旅行の記録に残っていく

今は、

私の娘も親孝行旅行に参加しています。

両親からすれば孫です。

子どもの成長は本当に早いです。

去年できなかったことが、

今年は普通にできるようになっている。

話せる言葉が増える。

歩き方が変わる。

食べられるものが増える。

旅行へ行くたびに、

両親から、

「こんなこともできるようになったんだね」

と話が出ます。

これがまた楽しいです。

親孝行旅行のはずが、

気づけば、

娘の成長記録にもなっています。

写真を見返せば、

娘が毎年少しずつ大きくなっている。

その隣には、

両親がいる。

数年後、

娘がもっと大きくなったとき、

「小さいとき一緒にここへ行ったんだよ」

と話せるかもしれません。

そう考えると、

旅行で残るものは想像以上に多いです。


兄や妹が結婚したら出費は増える。でも、それを惜しいとは思いたくない

今のところ、

兄と妹は独身です。

でも将来、

結婚するかもしれません。

そうなれば、

当然、

親孝行旅行に参加する人数も増えると思います。

人数が増えれば、

担当者の負担も増えます。

宿泊費も増える。

食事代も増える。

観光費も増える。

今は10万円前後でも、

将来はもっとかかるかもしれません(笑)。

でも、

私はそれを、

「人数が増えて出費が増えた」

とだけは考えたくありません。

だって、

家族が増えたということだから。

本来、とても喜ばしいことです。

新しく家族になった人も一緒に旅行して、

みんなでご飯を食べて、

話をして、

また新しい思い出をつくる。

それができたら最高だと思います。

出費が増えたとしても、

そのお金を、

「もったいない」

とは思いたくありません。

むしろ、

そういうときに気持ちよくお金を出せる家計でいたいです。


妻の両親にも、これからは親孝行をしていきたい

一方で、

自分の中でまだできていないと思っていることもあります。

それは、

妻の両親への親孝行です。

妻は、

私の両親との親孝行旅行にも一緒に参加してくれています。

自分の親ではないのに、

嫌な顔をせず一緒に来てくれる。

だからこそ、

私も妻の両親との時間を大切にしたいと思っています。

まだ、

妻の両親とは、

私の両親にしているような親孝行旅行は十分できていません。

これからは、

旅行へ行く。

一緒に食事をする。

どこかへ出かける。

そんな機会を増やしていきたいです。

自分の親だけを大切にして、

妻の親は後回し。

というのは違うと思っています。

結婚した以上、

どちらの親も大切な家族です。

必ず同じ金額を使うとか、

まったく同じことをする必要はないと思います。

でも、

両方の家族との時間を大切にしたい。

これはこれから意識していきたいことです。


特別な旅行だけでなく、何気ない日常も大切にしたい

親孝行というと、

旅行。

プレゼント。

高級な食事。

そういう特別なことをイメージしやすいと思います。

でも、

親孝行旅行を続けているからこそ、

逆に、

何でもない日常も大切なんじゃないか

と思うようになりました。

会ったときに話す。

一緒にご飯を食べる。

娘と遊んでもらう。

どうでもいい話をする。

近況を話す。

そんなことも、

全部親との時間です。

特別な旅行だけして、

普段はまったく関わらない。

それでは少し違うと思います。

日々の何気ない関わりも大切にする。

そのうえで、

年に1回くらい、

家族みんなで振り返れる特別な思い出もつくる。

私は、

この両方を大切にしていきたいです。


資産形成もする。でも「今しか買えない時間」にも使う

我が家は、

45歳で今より自由な働き方をすることを目指して、

かなり本気で資産形成をしています。

私はFANG+。

妻はオルカン。

夫婦でNISAも活用しています。

→ 【新NISA】夫婦で年間720万円を年初一括|私がFANG+、妻がオルカンを選んだ理由

将来の自由をつくるために、

投資を続けることは大切です。

だからといって、

今の生活を全部犠牲にして、

1円でも多く資産を残すことだけを目標にはしたくありません。

私が45歳で自由になりたい理由は、

資産額を眺めたいからではありません。

家族との時間を増やしたい。

子どもと過ごしたい。

家族で旅行へ行きたい。

自分のやりたいこともしたい。

そういう時間が欲しいからです。

だったら、

45歳になるまで、

家族との時間を全部後回しにするのは違います。

45歳になった瞬間から人生が始まるわけではありません。

今も人生です。

将来のために投資する。

同時に、

今しか買えない時間にも投資する。

このバランスを取っていきたいと思っています。


まとめ|お金は減っても、思い出は何度も配当をくれる

我が家の親孝行旅行は、

基本的に年1回。

兄・私・妹の3兄弟で、その年の担当を持ち回っています。

旅行先は、

両親の希望を聞きながら、

担当者が最終的に決めます。

旅行プランも担当者が考えます。

そして、

宿泊費。

食事代。

観光費。

など、

旅行に関わる費用をその年の担当者が基本的にすべて負担します。

兄弟で予算上限は決めていません。

私の担当年は、

結果的にだいたい10万円前後です。

親孝行旅行を始めて5年目。

私は2回担当しました。

今のところ、

まったく後悔はありません。

仮にあと30回旅行へ行けるとしても、

私が担当するのは10回ほど。

1回10万円なら、

約100万円。

100万円は大金です。

でも、

その100万円で、

家族との10回の思い出が残る。

その写真を何十回も見返す。

「あそこに行ったね」

と何年も話せる。

娘の成長をみんなで振り返る。

新しい家族が増えれば、

また新しい思い出が増える。

そう考えると、

私は、

100万円以上の価値を感じられる気がします。

昔の私は、

旅行へ行かずにお金を残すことを選びました。

卒業旅行へ行かなかった経験から、

「お金はあとから取り戻せても、その瞬間は取り戻せない」

と学びました。

だから今は、

将来のために投資をしながら、

思い出にも投資したいと思っています。

旅行代として使ったお金そのものは戻ってきません。

でも、

思い出や写真を振り返るたびに、

「思い出の配当収入」

を何度も受け取ることができます。

親孝行できる時間は、

思っているより少なく、

限られているのかもしれません。

だから、

「いつか余裕ができたら」

ではなく、

今できることを、今やる。

何気ない日常を大切にする。

そして、

家族みんなで振り返れる思い出もつくる。

これからも、

そんなお金の使い方をしていきたいと思います。


注意点

この記事は、我が家の親孝行旅行とお金の使い方についてまとめた個人の体験談です。

親孝行の方法や旅行に使える金額は、収入・貯蓄・家族構成・親との関係などによって大きく異なります。

記事中の「約10万円」は、私が担当した際に結果としてかかった金額の目安であり、兄弟間で決めている予算ではありません。

また、「あと30回」「自分の担当10回」「約100万円」という数字は、年1回の旅行を今後も続けられた場合の単純計算です。

親孝行に必要な金額や回数を示すものではなく、それぞれの家庭で無理のない方法を選ぶことが大切だと考えています。

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