はじめに
こんにちは、45自由です。
私は現在32歳。
妻と子どもの3人で暮らしながら、
45歳でのサイドFIRE
を目指しています。
ここまでの記事では、我が家の生活費や現在の資産、そしてなぜ45歳で自由になりたいのかを公開してきました。
でも、ここで一つ大きな疑問があります。
「結局、サイドFIREするにはいくら必要なの?」
5,000万円?
7,000万円?
1億円?
私自身、最初は「とにかく資産を増やせばいい」と漠然と考えていました。
でも、サイドFIREを目指すなら、大切なのは単純な資産額ではなく、
「生活費のうち、働いて稼ぐお金で足りない分はいくらなのか」
だと思うようになりました。
そこで今回は、実際の我が家の生活費を使って、
45歳でサイドFIREするなら、我が家はいくら必要なのか
を計算してみます。
→ 「妻の収入と夫の扶養内まで入れて、より我が家向けに計算し直しました」
まず現在の我が家の年間支出を確認
以前の記事で、我が家の生活費をすべて公開しました。
住宅ローン、食費、電気代、通信費、ガソリン代、保育園代などを合わせると、毎月の基本生活費は約25万円。
さらに固定資産税、自動車税、自動車保険、旅行、車検などを含めて年間で考えると、
年間支出は約361万円。
月平均にすると、
約30万円
になります。
もちろん、子どもの成長や物価、住宅ローン、車などによって、45歳になったときの生活費は変わると思います。
そのため今回は、
現在の年間支出約361万円を基準
に考えてみます。
もし完全FIREするなら、かなり大きな資産が必要
FIREの資産額を計算するときによく知られているのが、いわゆる4%ルールです。
これは米国の過去の株式・債券データを使った研究をもとにした考え方で、退職時の資産から一定割合を取り崩していく方法です。ただし、将来の運用成果を保証するものではなく、日本で45歳から長期間取り崩す我が家にそのまま当てはまるわけでもありません。
そこで今回は、
4%で取り崩すケース
と、少し慎重に、
3%で取り崩すケース
の両方を試算してみます。
年間361万円をすべて資産から出すとすると、
4%の場合は、
約9,029万円。
3%の場合は、
約1億2,038万円。
必要になります。
この数字を見て、
「完全FIREはやっぱり大変だな……」
と思いました(笑)。
でも、私は完全FIREを目指しているわけではありません。
サイドFIREなら考え方が大きく変わる
私が45歳で目指しているのは、
一生働かない生活
ではありません。
仕事の日数を減らして、家族や自分のために使える時間を増やす。
妻は今のところ仕事を続ける予定ですし、私自身も週2〜3日程度は働いてもいいと思っています。
ブログから収入が得られるようになっている可能性もあります。
つまり、年間361万円すべてを投資資産から出す必要はありません。
重要なのは、
年間支出361万円 − サイドFIRE後の収入=資産から補う金額
です。
ここがサイドFIREの面白いところだと思います。
年間の不足額によって必要資産はこれだけ変わる
例えば、仕事などの収入で生活費の大部分を賄えて、資産から補う金額が少なくなれば、必要資産額も大きく下がります。
試算するとこうなります。
| 資産から補う金額 | 4%で計算 | 3%で計算 |
|---|---|---|
| 年60万円(月5万円) | 1,500万円 | 2,000万円 |
| 年120万円(月10万円) | 3,000万円 | 4,000万円 |
| 年180万円(月15万円) | 4,500万円 | 6,000万円 |
| 年240万円(月20万円) | 6,000万円 | 8,000万円 |
こうして見ると、
「サイドFIREに必要なのは○○万円」
と一つの数字で決めるのは難しいことが分かります。
年間120万円足りない家庭と、年間240万円足りない家庭では、必要な資産額が大きく違うからです。
我が家なら「いくら持っているか」より「いくら足りないか」
これは今回計算してみて、一番重要だと思ったことです。
以前の私は、
「5,000万円あればサイドFIREできるかな?」
「7,000万円必要かな?」
と資産額ばかり考えていました。
でも本当は、
45歳になったときに年間いくら足りないのか
を考えた方が分かりやすい。
例えば年間120万円不足するなら、月にすると10万円です。
その10万円を、
仕事で稼ぐのか。
ブログで稼ぐのか。
資産から取り崩すのか。
あるいは、その3つを組み合わせるのか。
選択肢があります。
これなら、
「何千万円貯めるまで絶対に仕事を辞められない」
という考え方ではなくなります。
現在の金融資産は約2,721万円
2026年8月現在、我が家の金融資産は、
約2,721万円
です。
ただし、この中には1,000万円の個人向け国債や、生活防衛費・今後のNISAに使う予定の現金も含まれています。
この1,000万円の個人向け国債については、実際に受け取った利息や中途換金の仕組みまで詳しく公開しています。
→ 「個人向け国債1,000万円の利息はいくら?変動10年を買った結果を公開」
そのため、
2,721万円すべてをサイドFIRE用の運用資産として考えているわけではありません。
さらに住宅ローンも約3,500万円残っています。
資産の詳しい内訳については、前回公開しています。
「30代共働き3人家族の総資産は約2,721万円|2026年8月」
私は「資産5,000万円になったらFIRE」とは決めない
現時点では、
「○○万円になったら45歳で絶対にサイドFIREする」
とは決めていません。
なぜなら、45歳になったときの生活がまだ分からないからです。
子どもの教育費。
住宅ローン。
妻の働き方。
私の仕事。
ブログ収入。
投資の結果。
家族の人数や生活スタイル。
約13年あれば、いろいろ変わると思います。
だから私が45歳になったときに確認したいのは、
資産額だけではありません。
「年間生活費はいくら?」
「夫婦でいくら稼げそう?」
「教育費はいくら残っている?」
「住宅ローンはいくら?」
「資産から年間いくら補えばいい?」
そこまで分かって初めて、
仕事をどのくらい減らせるのか
を決めたいと思っています。
それでも一つ目安を作るなら
とはいえ、
「何の目標金額もない」
では資産形成もしにくいです。
そこで今の私は、
まず5,000万円を一つの通過点
として考えてみたいと思っています。
5,000万円があれば必ずサイドFIREできる、という意味ではありません。
でも仮に、資産から年間120〜180万円程度を補う生活になった場合、今回の3〜4%の単純試算では3,000万〜6,000万円程度が一つの範囲になります。
だからまず5,000万円。
そこまで到達したときに、
生活費。
仕事。
住宅ローン。
教育費。
家族の状況。
を改めて確認する。
そして、
「もう少し働くのか、それとも仕事を減らせるのか」
を判断したいと思っています。
この目標に向けて、現在は夫婦でNISAを活用しています。私がFANG+、妻がオルカンを選んだ理由や、年間720万円の投資計画はこちらにまとめています。
→ 「新NISA|夫婦で年間720万円を年初一括。私がFANG+、妻がオルカンを選んだ理由」
サイドFIREなら「少し稼げる力」も資産になる
今回計算して感じたのは、
サイドFIREでは、金融資産だけが資産ではない
ということです。
例えば45歳になってから月5万円稼げれば、年間60万円。
今回の単純計算では、それは4%換算なら約1,500万円分の金融資産に相当します。
月10万円なら年間120万円。
4%換算なら約3,000万円分です。
もちろん実際には税金や社会保険、収入の安定性なども考える必要があります。
それでも、
「資産をあと3,000万円増やす」
だけではなく、
「無理なく月10万円稼げる働き方を作る」
という方向からサイドFIREに近づく方法もあります。
だから私は、資産形成と同時に、このブログにも挑戦しています。
お金を増やすことが目的ではない
前回の記事でも書きましたが、私がサイドFIREしたい一番の理由は、
家族に使える時間を増やしたいから
です。
仕事から帰ってきて疲れ切っているのではなく、
子どもから、
「お父さん、遊ぼう!」
と言われたときに、
「いいよ、何する?」
と言える余裕が欲しい。
「私が欲しいのは、お金より『家族に使える時間』」
だから、
資産5,000万円を作ることも、
1億円を作ることも、
それ自体がゴールではありません。
必要以上に仕事を続けて、子どもとの時間を失ってしまったら、私にとっては本末転倒です。
まとめ|サイドFIREの必要資産額は「生活費−収入」で考える
今回、我が家のリアルな生活費をもとにサイドFIREに必要な資産を考えてみました。
現在の我が家の年間支出は約361万円。
このすべてを資産から賄うなら、かなり大きな資産が必要になります。
でもサイドFIREなら話は違います。
仕事を少し続ける。
妻の収入がある。
ブログなど別の収入源を作る。
そうすれば、資産から補う金額を減らすことができます。
だから今の私が考えているのは、
「サイドFIREするにはいくら必要?」
ではなく、
「45歳になったとき、年間いくら足りない?」
です。
そして、その不足分を資産と少しの仕事で補えるようになれば、
45歳で仕事を減らすという選択肢が見えてくるのではないかと思っています。
現在32歳。
45歳まであと約13年。
今はまだ正解は分かりません。
だからこれからも、家計・資産・働き方を全部公開しながら、
普通の会社員が45歳で本当にサイドFIREできるのか
試していきます。
※この記事内の必要資産額は、年間支出と仮定した取り崩し率を使った単純なシミュレーションです。将来の運用成績、税金、社会保険料、インフレ、教育費などを保証・反映したものではありません。また、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の状況に応じて行ってください。

