- はじめに
- 半年にしたのは「半年が最適だったから」ではない
- 職場では「そんなに長く取った前例はない」と言われた
- でも、半年後には普通に仕事へ戻った
- 半年間の育休は「休み」ではなかった(笑)
- 夜泣きは「合理性か、一緒に起きるか」(笑)
- ただし、これは私の記憶です(笑)
- 育休で覚えたのは「制度」だけではなかった
- 子育て中は「朝」が早いことも知った
- 子連れのお出かけは「逆算」が大事だった
- 半年仕事を離れたからこそ知れた世界もあった
- 当時は「育休中にいくら入るか」もよく知らなかった
- 給付額だけでなく「いつ入るか」も大事
- 産後パパ育休も、今なら最初から使い方を考える
- 「パパ・ママ育休プラス」も名前だけでは分からない
- 一番大きかったのは、ライフプランを作ったこと
- 「半年なら何となく大丈夫」から変わった
- 育休の影響は、その1年だけではなかった
- 資産形成も「働き続けるため」にしているわけではない
- 子どもが0歳の1年間は、あとから買い戻せない
- 今なら「知らないから半年」ではなく「知ったうえで1年」を選びたい
- 知識が増えても「正解」が分かるわけではない
- ブログを書き始めたことも、家族の選択につながっている
- まとめ|第1子の半年があったから、次は1年を考えられる
はじめに
こんにちは、45自由です。
第1子が生まれたとき、
私は約半年間の育児休業を取りました。
妻は約1年。
そのうち半年ほどは、
夫婦二人とも仕事を休んで、
子どもと生活していました。
今振り返っても、
半年間の育休を取ったことは、
本当によかったと思っています。
ただ、一つだけ思うことがあります。
「1年取ってもよかったな(笑)」
です。
では、
なぜ第1子では半年にしたのか。
当時の私は、
育休中にいくらお金が入るのか。
いつ入るのか。
どんな制度が使えるのか。
1年休んだら、
その後の家計がどうなるのか。
ほとんど理解していませんでした。
それでも、
なんとなく、
「半年くらいなら何とかなるだろう(笑)」
と思って決めました。
あれから、
家計を整理して、
投資を始めて、
ライフプランを作って、
制度についても調べるようになりました。
今なら、
次に育休を取る機会があれば、
約1年取りたい
と思っています。
今回は、
半年間の男性育休を経験した私が、
なぜ次は1年取りたいと思うのか。
そして、
「知ること」で自分の選択がどう変わったのかを書いてみます。
半年にしたのは「半年が最適だったから」ではない
第1子の育休を半年にしたとき、
家計を細かくシミュレーションしたわけではありません。
毎月いくら必要なのか。
育休中はいくら入るのか。
1年間休んだ場合、
貯金はいくら減るのか。
そこまで計算していませんでした。
感覚としては、
本当に、
「半年なら何とかなるんじゃない?」
くらいです(笑)。
今振り返ると、
半年が我が家にとって最適だったから半年にした、
というより、
それ以上休むことの見通しが立たなかったから半年にした
という方が近いと思います。
分からないものは、
やっぱり少し怖いです。
職場では「そんなに長く取った前例はない」と言われた
半年程度の育休を取りたいと職場に伝えたとき、
言われたのが、
だいたい、
「制度上は取れるけど、そんなに長く取った前例はない」
という話でした。
もちろん、
「取るな」
と言われたわけではありません。
実際に、
半年間取らせてもらいました。
ただ当時の私は、
「え?半年ってそんなに長いの?」
と思いました。
制度について自分自身もよく知らなかったので、
周囲の反応を見て、
「やっぱり半年でも結構長いのかな」
と少し身構えた記憶があります。
でも、半年後には普通に仕事へ戻った
実際に育休を取れば、
当然、
私がいない間の仕事を誰かがカバーしてくれます。
そこへの感謝はあります。
一方で、
半年後に職場へ戻ってみると、
「おかえり〜」
という感じで迎えてもらい、
その後はまた普通に働き始めました。
育休に入る前は、
半年も仕事から離れることを、
かなり大きなことに感じていました。
でも経験してみると、
半年後にはちゃんと戻れました。
このとき改めて思ったのが、
仕事の代わりをしてくれる人はいる。
でも、娘にとって父親の代わりはいない。
ということでした。
半年間の育休は「休み」ではなかった(笑)
名前は、
育児「休業」です。
でも当然ながら、
育児から休める期間ではありません(笑)。
子どもと過ごす。
家事をする。
夫婦で育児をする。
夜も起きる。
思い通りにいかないこともたくさんあります。
普通に大変でした。
でも、
仕事へ行っていたら見られなかった時間も、
たくさん見ることができました。
半年取ったことへの後悔はありません。
むしろ今は、
「もう半年あってもよかったんじゃない?(笑)」
と思っています。
→ 【「イクメン」と呼ばれても嬉しくない】父親は育児を「手伝う」ものじゃないと思う理由
夜泣きは「合理性か、一緒に起きるか」(笑)
夫婦二人で育休を取っていた頃、
当然、
夜泣きもありました。
以前、
かまいたちのお二人の夜泣きに対する考え方を紹介した投稿を見たことがあります。
山内さんは、
二人とも起きて体力を減らすより、
片方は寝ていた方が合理的、
という趣旨。
一方、
濱家さんは、
妻に「一人で育児をしている」と感じてほしくないから、
自分も一緒に起きる、
という趣旨でした。
これを見たとき、
「めちゃくちゃ両方分かる(笑)」
と思いました。
効率だけで考えれば、
一人が寝ていた方がいい。
でも、
大変な時間を一人にしない、
という考え方にもすごく共感します。
私自身の感覚としては、
濱家さん側でした。
子どもが泣いていると、
そわそわして、
そもそも普通に眠れなかった記憶があります(笑)。
ただし、これは私の記憶です(笑)
ここは、
かなり大事なところです。
もし妻がいつかこのブログを読んだら、
「いやいや、いい格好したくて話盛ってるじゃん!普通に寝てたし、全然起きてくれなかったじゃん!」
と思う可能性があります(笑)。
なので、
あくまで、
私個人の体感です(笑)。
実際の状況とは異なる場合がございます(笑)。
夫婦で同じ時間を過ごしていても、
記憶は意外と違うものです。
ただ、
私自身としては、
妻だけに全部任せて自分は完全に気にせず眠る、
という感覚ではなかった記憶があります。
そのくらいの書き方にしておきます(笑)。
育休で覚えたのは「制度」だけではなかった
半年間子どもと生活すると、
仕事をしていた頃には知らなかったことを、
いろいろ覚えました。
例えば、
おむつ1枚あたりの値段。
お店で見れば、
「これは結構安いな」
と、
なんとなく分かるようになりました(笑)。
近くの公園についても、
ただ「公園がある」ではなく、
どんな遊具があるのか。
小さい子でも遊べそうか。
そういう目線で見るようになりました。
育休を取る前の自分には、
ほとんどなかった知識です。
子育て中は「朝」が早いことも知った
子どもと生活して分かったのが、
子育て中のお出かけは、意外と朝が早い
ということでした。
そもそも子どもが早起きです。
そして、
大人の都合で、
いつまでも機嫌よく待ってくれるとは限りません(笑)。
「今日は出かけよう」
と決めたら、
機嫌がいいうちに、
着替えて、
荷物をまとめて、
巻いて巻いて動く(笑)。
そんな生活になりました。
だから、
朝早くから開いている施設や、
比較的早い時間から利用できる図書館は、
本当にありがたかったです。
子どもが生まれる前は、
営業時間の早さに、
こんな価値を感じたことはありませんでした。
子連れのお出かけは「逆算」が大事だった
大人だけなら、
「10時に家を出よう」
で済むこともあります。
でも、
子どもと一緒だと、
そう単純ではありません。
授乳。
おむつ交換。
昼寝。
こういった、
子どもにとって外せない予定があります。
だから、
「何時に出たいか」だけではなく、
「この時間に寝そうだから、その前にここまで済ませよう」
と逆算して考えるようになりました。
もちろん、
計画どおりにいかないことも普通にあります(笑)。
それでも、
子どもの生活リズムから逆算する。
これは、
育休中にかなり学んだことの一つです。
半年仕事を離れたからこそ知れた世界もあった
育休を取る前は、
「半年間、仕事から離れる」
ということばかり気にしていました。
でも今考えると、
その半年で、
仕事をしていたら知らなかったことをたくさん知りました。
子どもの生活リズム。
おむつの値段。
公園の遊具。
子連れで行きやすい場所。
朝早く開いている施設のありがたさ。
夫婦で一緒に育児をする大変さ。
こういうものは、
資格の勉強をしても、
仕事をしていても、
身につかなかったと思います。
育休の半年間も、
自分にとっては一つの経験になりました。
当時は「育休中にいくら入るか」もよく知らなかった
一方で、
今振り返ると、
お金についてはかなり知識不足でした。
当時の私は、
育児休業給付金が、
いつまでどのくらい支給されるのか。
いつ振り込まれるのか。
ほとんど把握していませんでした。
現在の制度では、一定の要件を満たす場合、育児休業給付金は休業開始から通算180日までは休業開始時賃金の67%、181日目以降は50%が基本です。さらに、2025年4月からは一定の要件を満たす出生直後の休業について「出生後休業支援給付金」が加わり、最大28日間は既存の給付と合わせて80%、厚生労働省では「手取り10割相当」と説明しています。
第1子のとき、
私はこういう数字まで理解したうえで半年を選んだわけではありません。
今なら、
まず確認します。
給付額だけでなく「いつ入るか」も大事
もう一つ、
今なら必ず考えるのが、
お金が入るまでの時間差です。
育児休業給付金は、
給与と同じように、
育休へ入ったらすぐ毎月振り込まれる、
というものではありません。
厚生労働省の案内では、初回の育児休業給付金は育休開始から2か月経過後から申請可能で、申請・審査を経て支給されます。
もらえる金額だけではなく、
それまでを、
手元の現金でどうつなぐか。
今なら、
そこまで考えてから育休期間を決めます。
産後パパ育休も、今なら最初から使い方を考える
現在は、
通常の育児休業とは別に、
産後パパ育休(出生時育児休業)
があります。
子どもの出生後8週間以内に、
通算4週間(28日)まで、
2回に分けて取得できる制度です。
次に育休を取る機会があれば、
出産直後はどうするか。
その後はどうするか。
妻と同じ期間に取るか。
少しずらすか。
制度があることを知ったうえで、
我が家に合う取り方を考えたいと思っています。
「パパ・ママ育休プラス」も名前だけでは分からない
もう一つ、
パパ・ママ育休プラス
という制度もあります。
一定の要件を満たして両親とも育児休業を取得する場合、育児休業の対象となる子の年齢を原則1歳未満から1歳2か月未満まで広げられる特例です。ただし、「父親が丸々1年2か月休める」という意味ではなく、本人が取得できる期間には上限があります。
こういう制度も、
名前を聞いたことがあるだけなのと、
中身まで理解しているのでは、
選択肢の見え方が違います。
一番大きかったのは、ライフプランを作ったこと
家計簿を見て、
毎月の支出を把握できるようになったことも、
大きな変化でした。
でも、
私にとって、
それ以上に安心につながったのが、
ライフプランを作ったこと
です。
これから、
子どもの教育費がかかる。
住宅ローンもある。
老後資金も必要。
投資も続けたい。
もちろん、
未来を完璧に予測することはできません。
予定どおりにならないことだって、
いくらでもあると思います。
それでも、
何歳頃に、
どんな支出がありそうか。
資産はどう推移しそうか。
一度数字にしてみると、
未来が少し見えるようになりました。
「半年なら何となく大丈夫」から変わった
第1子のときは、
「半年なら何となく大丈夫そう」
でした。
今は、
ある程度先まで家計を見たうえで、
「この先を考えても、我が家ならこのくらい休めそう」
と考えられます。
この違いは、
私にとってかなり大きいです。
ライフプランどおりに人生が進む保証はありません。
でも、
真っ暗な中で、
「たぶん大丈夫」
と思うのと、
ある程度先を見たうえで、
「これなら大丈夫そう」
と思うのでは、
安心感が全然違いました。
育休の影響は、その1年だけではなかった
育休を取ったあと、
我が家では、
所得の変化が、
後から住民税や保育料に反映されることも経験しました。
逆に、
仕事へ戻って通常勤務になった収入が反映されるのにも、
時間差がありました。
第1子の育休前は、
そんなことまで考えていませんでした。
今なら、
育休中の1年間だけではなく、
その前後まで含めて家計を見る
と思います。
→ 【保育料はいつの年収で決まる?】育休後、初めて上がって分かった住民税との時間差
資産形成も「働き続けるため」にしているわけではない
投資を始めてから、
お金を貯める目的についても、
考え方が変わりました。
以前なら、
収入が減ること自体が、
かなり嫌でした。
働けば働くほど、
基本的には収入は増えます。
それなら、
仕事を休まない方がお金は貯まります。
でも、
私は、
45歳時点の資産額を最大にするためだけに、
投資しているわけではありません。
家族との時間を増やす。
働き方を選べるようにする。
「今はこっちを優先したい」
と思ったときに、
その選択ができるようにする。
45歳でサイドFIREを目指している理由も、
結局そこにあります。
子どもが0歳の1年間は、あとから買い戻せない
1年間育休を取れば、
その期間に普通に働いた場合と比べて、
家計へ入るお金は減ります。
投資へ回せるお金も、
減るかもしれません。
資産額だけを考えれば、
仕事をしていた方が有利でしょう。
でも、
子どもが0歳の1年間は、あとからお金を払って買い戻せません。
時間は、
貯金できないからです。
大学の卒業旅行へ行かなかったことを、
あとから少し後悔したように、
「そのときしかできないこと」はあります。
子どもが小さい時期も、
その一つだと思っています。
→ 【子育てで自分の時間がなくなった】それでも今を大切にしたいと思う理由
今なら「知らないから半年」ではなく「知ったうえで1年」を選びたい
第1子で、
半年間しか育休を取らなかったことを、
後悔しているわけではありません。
半年取ったからこそ、
分かったことがたくさんあります。
そして、
一度仕事へ戻ったからこそ、
「また戻ればいい」
とも思えるようになりました。
今は、
家計を以前より把握しています。
ライフプランも作りました。
制度についても、
当時より分かるようになりました。
だから、
次に機会があれば、
私は約1年取りたいと思っています。
ただし、
「男性は1年取るべき」
と言いたいわけではありません。
家庭によって、
収入も、
仕事も、
夫婦の考え方も違います。
私自身も、
次にその機会が来たときには、
その時点の制度と家計をもう一度確認します。
そのうえで、
我が家なら1年を選びたい。
それだけです。
知識が増えても「正解」が分かるわけではない
家計。
投資。
税金。
育休制度。
保育料。
ライフプラン。
いろいろ勉強するようになりました。
でも、
知識が増えたから、
何でも正解が分かるようになったわけではありません。
相変わらず、
普通に迷います(笑)。
それでも、
選択肢は増えました。
知らなければ、
「そんなことできるの?」
で終わります。
知っていれば、
「できるらしい。じゃあ我が家はどうする?」
と考えられます。
私にとって、
お金や制度を勉強してよかったと思う一番大きなことは、
資産が増えることだけではなく、
人生で選べる幅が広がったこと
なのかもしれません。
ブログを書き始めたことも、家族の選択につながっている
このブログは、
45歳で自由になれるのかを記録するために始めました。
でも、
記事を書くために調べていると、
自分自身が知らなかったことに、
かなり出会います。
調べる。
家計を見直す。
妻と話す。
また考える。
それが、
次の投資や、
次の育休、
これからの働き方にもつながっています。
45歳の自由を考えていたら、今の選択肢まで増えていた。
これは、
ブログを始めて予想していなかったことの一つです。
まとめ|第1子の半年があったから、次は1年を考えられる
第1子が生まれたとき、
私は約半年間の育休を取りました。
当時は、
育休制度も、
給付金も、
将来の家計も、
ほとんど分かっていませんでした。
半年にした理由も、
かなり正直に言えば、
「半年なら何とかなるだろう(笑)」
です。
でも、
その半年間で、
たくさんのことを知りました。
夫婦二人で子育てすること。
夜泣きの大変さ。
おむつの値段。
公園の遊具。
朝早く開いている施設のありがたさ。
授乳や昼寝から逆算して出かけること。
そして、
子どもと一日中生活するということ。
その後、
家計を整理して、
投資をして、
ライフプランを作って、
制度も調べました。
今なら、
「1年も仕事を休んで大丈夫かな」
だけでは終わりません。
数字を見る。
制度を見る。
妻と話す。
そのうえで、
自分たちに合う選択を考えられます。
第1子では、
知らない中で半年を選びました。
次に機会があるなら、
知ったうえで、約1年を選びたい。
そして、
また仕事へ戻ればいい。
何年か後、
夫婦で、
「あのとき1年取ってよかったね」
と言えていたら、
それで十分です。
もしその頃、
妻から、
「夜泣きはそんなに起きてなかったけどね(笑)」
と言われたら、
それはそれで受け入れようと思います(笑)。
※この記事は、私自身が第1子で約半年の男性育休を取得した経験と、2026年9月時点で確認した制度をもとに書いています。育児休業や給付の要件・内容は、取得時期、雇用状況、法改正などによって変わる可能性があります。実際に利用する際は、勤務先や厚生労働省などで最新情報をご確認ください。
