【子ども部屋2つ】リビングを必ず通る間取りにした理由|将来は1部屋にもできる

家計・節約

はじめに

我が家には、子ども部屋が2つあります。

将来子どもが2人になることを想定してつくりました。

ただし、

「子ども部屋は、一生子ども部屋として使うもの」

とは考えていません。

2つの部屋の間には仕切りがあり、それを外せば大きな1部屋として使えるようにしています。

子どもがそれぞれ個室を必要とする時期。

子どもたちが家を出たあと。

夫婦2人になったあと。

場合によっては、子どもが家族を連れて一緒に暮らすようになったとき。

何十年も住む家なら、家族の形も当然変わっていきます。

だから我が家では、

「今どう使うか」だけではなく、「将来どう使い変えられるか」

を意識しました。

そして、子ども部屋のつくり方には、私と妻のまったく違う子ども時代も影響しています。

私はほとんど自分の部屋にいなかったタイプ。

妻は、自分の部屋で過ごすことも多かったタイプ。

今回は、そんな夫婦がどんな考えで子ども部屋をつくったのか。

そして実際に暮らして数年経って感じている小さな後悔まで、まとめてみます。


私は子どもの頃、ほとんどリビングにいた

私は子どもの頃、自分の部屋で過ごすことがあまりありませんでした。

思春期でも、反抗期でも、だいたいリビングにいました(笑)。

親と何気ない話をする。

テレビを一緒に見る。

学校であったことを話す。

本当にどうでもいい話をする。

特別なイベントではありません。

でも今振り返ると、

そういう何でもない時間が当たり前にあったことを、楽しかった記憶として覚えています。

だから自分が家を建てるときも、

家族みんなが自然とリビングに集まれる家にしたい

という思いがありました。

我が家のリビングを大きくした理由の一つもそこにあります。

正直、子ども部屋については、

「広くて快適すぎる部屋にしたら、ずっと自分の部屋にこもるんじゃない?」

とも思いました。

せっかく同じ家で暮らすなら、できれば家族でリビングにいたい。

かなり私の勝手な思惑ですが(笑)、そんな気持ちがありました。


妻は真逆。「一人で心を休められる場所も必要」

一方、妻は私とはかなり違う子ども時代だったようです。

自分の部屋で過ごすことも多かったとのこと。

妻の考えは、

家族団らんは大切。でも、一人で安心して過ごせる場所も必要。

というものでした。

特に、

「親と距離を取りたい時期だって絶対あるよ」

と言われたのは印象に残っています。

確かにそうです。

親と話したくない日。

顔も見たくない日。

一人になりたい日。

子どもが成長すれば、そんな時期があってもおかしくありません。

私がリビングで過ごす子どもだったからといって、自分の子どもも同じとは限りません。

そこで我が家では、

一人で過ごせる自分の部屋はつくる。
でも、家族と完全に切り離された間取りにはしない。

というところに落ち着きました。


子ども部屋へ行くにも、外へ出るにもリビングを通る

我が家の子ども部屋は、

リビングを通らないと行けない間取り

になっています。

そして子ども部屋から外へ出るときも、基本的にはリビングを経由します。

これは、

「親とは毎日必ず会話しなさい」

という意味ではありません。

口を聞きたくない日があってもいい。

部屋にこもりたい日があってもいい。

親の顔なんて見たくない時期だってあると思います。

それでも、

「おはよう」

「いってきます」

「おかえり」

くらいは、自然と顔を合わせて言える。

我が家としては、そのくらいの距離感は残したいと思いました。

間取りだけで家族仲が良くなるとは思いません。

でも、

顔を合わせる機会すらなくなる家より、自然に家族がすれ違える家にしたかった。

私の「リビングで家族と過ごしたい」という気持ちと、

妻の「子どもにも一人の空間が必要」という気持ち。

両方を残した結果が今の間取りです。


子ども部屋2つは、仕切りを外せば大きな1部屋になる

子ども部屋は2つあります。

それぞれ個室として使えますが、間の仕切りを外せば、

大きな1部屋

として使えるようにしています。

子どもたちがそれぞれ自分の部屋を必要とする時期には2部屋。

必要がなくなれば1部屋。

最初から用途を固定しすぎないようにしました。

家は何十年も使います。

でも、

「子どもが自分の部屋を使う期間」

は、その中の一部分です。

それなら子どもが独立した瞬間に、

「この2部屋、どうしよう」

となるより、

そのときの家族に合わせて用途を変えられる方がいい

と思いました。

趣味部屋でもいい。

来客用でもいい。

収納を含めて広く使ってもいい。

そして我が家では、もっと現実的な使い道も考えています。


夫婦別室になったら、私は子ども部屋へ行く予定(笑)

将来夫婦2人になったとき、

寝室を別々にする可能性もあります。

というのも、

私はかなり寝言を言うらしいです(笑)。

妻によると、

「寝言なの?」

ではなく、

普通に話しかけられていると思うレベル

のときもあるとのこと。

今は一緒に寝ていますが、

何十年もこれを聞かされた結果、

「もう別々に寝よう」

と言われる可能性は十分あります(笑)。

その場合のイメージも、なんとなくあります。

現在使っている主寝室は、

妻のウォークインクローゼットとつながっています。

なので夫婦別室になったら、

妻は今の主寝室をそのまま使う。

そして私は、

2つの子ども部屋をつなげた大きな部屋へ移動

することになりそうです(笑)。

「なんで自分が移動するんだ?」

と思わなくもありませんが、ウォークインクローゼットまで妻仕様なので仕方ありません(笑)。

今の主寝室は玄関にも近く、寝室を出ればすぐ近くに広めのトイレと洗面台があります。

年齢を重ねた妻が今の寝室をそのまま使うという意味でも、悪くない配置だと思っています。


大きな1部屋なら、子ども家族との同居にも使えるかもしれない

さらに先のことを考えると、

子どもが大人になったあと、

何らかの事情で家族ごと一緒に暮らす可能性だってゼロではありません。

もちろん、

今から二世帯住宅にするつもりはありません。

子どもが将来どうするかも分かりません。

ただ、

2つの小さな部屋としてしか使えないより、

仕切りを外して大きな空間にできる方が、使い方の選択肢は増えます。

子ども家族の寝室として使う。

一部を生活スペースとして使う。

孫が泊まりに来たときに広く使う。

実際にどう使うかは、そのときになってから考えればいいと思っています。

大切なのは、

「将来こうする」と決めておくことではなく、「必要になったら考えられる余地を残しておくこと」。

我が家の子ども部屋は、そのための部屋でもあります。


エアコンとテレビも「本体は買わず、準備だけ」

子ども部屋には、まだエアコン本体を付けていません。

でも、

エアコン用の配管穴や専用コンセントなどは用意しています。

私は子どもの頃、自分の部屋にエアコンがありませんでした。

それでも特に欲しいと思った記憶がなかったので、

最初は、

「子ども部屋にエアコンって必要?」

くらいの感覚でした。

一方、妻は、

「これから先は絶対必要になると思う」

という考えでした。

そこで、

本体は今買わない。
でも必要になったときに付けられる状態にはしておく。

という形にしました。

一時期、

「将来高くなる前に、今のうちにエアコン本体まで買っておいた方がいいのかな」

と考えたこともあります。

ただ、まだ数年使わないものを先に買う必要もないと思い、必要になるまで待つことにしました。

エアコンについては、こちらの記事で詳しく書いています。

→ 【太陽光・蓄電池なし】オール電化3人家族の電気代|夏約2万円でもエアコンを我慢させない理由

テレビも同じです。

私は自室にテレビがなくても平気でした。

妻は自分の部屋で過ごすタイプ。

どちらの子どもになるか分からないので、

テレビ本体は買わないけれど、必要なコンセントや配線は準備しておく。

使うかどうかは、未来の子ども本人に任せればいいと思っています。


家全体も「今だけ」に合わせすぎないようにした

今回の記事は子ども部屋が中心なので詳しくは繰り返しませんが、家全体も同じ考え方です。

我が家は平屋。

室内は基本的に段差なし。

玄関にはスロープ。

子ども部屋だけ開き戸で、それ以外の室内ドアは基本的に引き戸にしました。

玄関スロープは将来の車椅子だけでなく、今のベビーカーも想定しています。

主寝室の近くには、

車椅子でも使いやすいよう少し広めにしたトイレと洗面台もあります。

家全体で老後まで暮らしやすくした理由についてはこちらにまとめています。

→ 【平屋にした理由】医療・介護の仕事で感じたことを、老後まで暮らしやすい家づくりに反映した話

今回の子ども部屋も、根っこの考え方は同じです。

今の家族だけに合わせて完成させすぎない。

未来の自分たちにも、使い方を決める余地を残しています。


大きな後悔はない。でも細かい「あれやればよかった」はある

今のところ、

「この家にしなければよかった」

と思うような大きな後悔はありません。

ただ、

住んでみてから、

「これはやっておけばよかったかな」

と思う細かいことはいくつかあります。

一つは、

ウォークインクローゼットの換気。

閉め切る時間が長い場所なので、もう少し空気を動かしやすい仕組みにしてもよかったと思っています。

もう一つは、

窓。

暮らしてみると、

「ここにも窓があればよかったかな」

と思う場所があります。

もちろん窓は増やせば増やすほど良いわけではないと思いますが、明るさや風の入り方は実際に住んでみないと分からない部分もあります。

そして、

一番、

「家を建てる前に知りたかったな!」

と思うのが、

吹き抜けリビングを子どもの遊び場として使うアイデア

です。


吹き抜けをもっと「遊べるリビング」にしてもよかった

家を建ててからInstagramなどを見ると、本当にいろいろな家が出てきます。

例えば、

吹き抜け部分に最初から梁を設置して、

ブランコ。

ハンモック。

吊り下げ遊具。

などを付けられるようにしている家。

さらに吹き抜け部分へネットを張って、

その上で子どもが寝転がったり遊んだりできる家もあります。

あれを見ると、

「これ知っていたら検討したかったな……」

と思います(笑)。

我が家は、

家族がリビングで一緒に過ごすことをかなり大切にしました。

それなら、

リビングそのものが子どもの遊び場にもなれば、

もっと私の理想に近かったかもしれません。

親はリビングで過ごす。

子どもも同じ空間にいる。

でも子どもは子どもで自由に遊べる。

楽しそうです。

ただし、もし梁へ遊具を付けたり吹き抜けへネットを設置したりするなら、安全性や荷重も関わるので、最初から設計士や住宅会社に相談してつくるものだと思います。

我が家では今から無理に追加するつもりはありません。

あくまで、

「家を建てる前に知っていたら候補に入れたかった」

という小さな後悔です(笑)。


夫婦の「普通」が違ったから、今の家になった

振り返ると、

私と妻の意見が違ったことは、むしろ家づくりでは良かったのかもしれません。

私は、

家族みんながリビングにいる家がいい。

妻は、

子どもが一人で安心できる場所も必要。

私は、

「子ども部屋にエアコンやテレビなんて必要かな?」

と思う。

妻は、

「必要になるかもしれないんだから、選べるようにしよう」

と考える。

どちらか片方だけの意見でつくっていたら、今とはかなり違う家になっていたと思います。

自分の部屋はある。

でもリビングを通る。

設備は用意する。

でもまだ本体は買わない。

子ども部屋は2つある。

でも将来は大きな1部屋にもできる。

どちらかの考えを完全に通すのではなく、夫婦それぞれの考えを少しずつ残した。

それが今の我が家です。


まとめ|家族の形が変わっても、使い方を変えられる家にした

我が家には子ども部屋が2つあります。

私は、

できれば家族みんなでリビングに集まって過ごしたい。

妻は、

子どもにも一人になれる場所を持たせたい。

そこで、

子ども部屋はちゃんとつくる。
でも行き来するときにはリビングを通る。

という間取りにしました。

2つの部屋は、仕切りを外せば大きな1部屋になります。

今は子ども部屋。

将来子どもが独立したら、

私はその大きな部屋を寝室にしているかもしれません。

妻はウォークインクローゼットにつながった今の主寝室。

私は元子ども部屋。

寝言が原因で追い出されている可能性もあります(笑)。

さらに先には、

子ども家族と一緒に暮らすための空間になるかもしれません。

もちろん、どれも今決まっている未来ではありません。

だからこそ、

未来を決めるのではなく、未来の自分たちが選べる状態にしておく。

我が家ではその方が合っていました。

エアコンもテレビも同じです。

今はいらない。

でも将来もいらないとは限らない。

だから準備だけしておく。

家族団らんも大切。

一人の時間も大切。

子どもとの生活も大切。

夫婦2人になったあとの生活も大切。

家は完成した瞬間だけのものではなく、

家族の変化に合わせて何十年も使っていくもの。

今のところ大きな後悔はありません。

小さな、

「あれもやればよかったな」

はあります(笑)。

それも含めて、

これから家族と一緒に使い方を変えていける家になれば十分だと思っています。


注意点

この記事は、我が家が実際に家を建てたときに考えたことと、現在暮らして感じていることをまとめた体験談です。

子ども部屋の間仕切り、エアコン・テレビ設備、引き戸、玄関スロープ、トイレなどは、住宅の構造や家族構成によって適した設計が異なります。

また、梁へのブランコ・ハンモック等の設置や、吹き抜け部分へのネット設置を検討する場合は、安全性や構造上の検討が必要になるため、設計士・施工会社などの専門家へ相談してください。

本記事は特定の住宅会社・住宅設備・家電などの契約や購入を勧めるものではありません。

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